アソシエ不動保育園
目黒不動前
食育
2023.01.18
長さってなぁに?(箱積み競争)
アソシエ不動保育園
目黒不動前
取組みドキュメンテーションできごと
施設形態:保育園
エリア:目黒区
2023.10.02
ある日のこと。「僕、今度○○センチの上履きがお家に届くんだ~」という会話がはじまりでした。
「○○センチ、大きくなったね!」と保育者が答えると、側にいたもう1人のお友達が「センチって何?」と言うので「センチは長さのことだよ。」と答えると、再び「長さってなぁに?」と、質問がありました。そこでメジャーを子どもたちに手渡してみることにしました。
すると…保育室の棚やお友達の手、ブロックで作った電車等、気になるところを次々と測り、”長さ”というものを体感しながら学びました。
「○○ちゃんは、〇センチだね!大きいね!」
他にもいろんなところを測って記録をとることに!1つの疑問をきっかけに数字や文字への関心も高まっています。
そこで、子どもたちの長さへの興味を発展させていき、箱積み競争をしてみました。
ルールは、2チームに分かれて各チーム3か所ずつ箱を積み上げ、高さの合計を競います。
どうやって積むとより高くなるか考えたり、子ども同士で作戦を立てたりしながら相手チームに負けないように必死です!チーム名も、子ども達でアイデアを出して「サンダーチーム」と「サメチーム」になりました。
遊びは大盛り上がり!第1回戦は、サンダーチームの勝ちでした。
そして箱積み競争を運動会の競技にすることにしました。
何度も遊びを積み重ね、運動会リハーサルの日を迎えました。
運動会のリハーサルでは…
なんと、全回負けてしまったサメチームさんの勝ちでした!
サメチームさん、とても嬉しそうでした。作戦を練って頑張った甲斐がありましたね!
チーム対抗戦にしたことで、塗り絵やままごと等他の遊びをしている時にも、「あ!サンダーチームさんばっかりだね」「サメチームさん2人とサンダーチームさん2人だね!」等と仲間意識も育まれています♪
1つの疑問をきっかけに、数字・文字への関心、思考力、共同性、言葉による伝え合い等の様々な部分が育まれています。
さて10月の運動会本番では、どちらが勝つのか楽しみですね。
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