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子どもの視野と動きを体験しよう!~チャイルドビジョン~職員研修

アソシエ下目黒保育園

目黒

取組み

施設形態:保育園

エリア:目黒区

2023.01.10

チャイルドビジョンとは幼児の視覚を体験できる眼鏡です。これをつけてみると幼児の視野が体験できます!

一般的に大人の水平方向の視野は150℃、子どもは90℃と言われています。大人が「見えている」と思っている視野でも、実際には子どもには見えていないものが沢山あるのです。
子ども同士がすれ違う時にはどのくらい見えているのか…どこから声を掛けたら視界に入るのか…などを体験しながら保育士同士で意見を出し合いました。

実際に保育室で子どもたちの背丈に合わせて見てみます。玩具の位置・高さはこれで良いのかも確認をします。
子どもの目線は大人の高さよりも低い為、各段に視野が狭まります。
横にいる友だちの姿が見えず、接触に繋がったり、真下の段差にも気がつけないことも分かりました。

また子どもの手の動きは、2枚の軍手を重ねて付けた状態と同じくらい動かしにくいとも言われています。実際に軍手を2枚付けて、絵本をめくったりブロックをしたり積み木を積み重ねたり…子どもの玩具で遊んでみました。普段子どもたちが当たり前にやっている動きが、どれだけ難しいのか知る機会となりました。

靴を履くことも難しい!子どもの難しさを体験します。
ひも通しをやろうと思ったら…まずはひも通し用の紐を持つことが難しい!
ひも通しに挑戦!リングの向きを変えることが難しいことが分かりました。

子どもの気持ちを知ったり体験するしたりすることは、『子ども理解』に繋がります。大人の感覚で話をするのではなく、いつも子どもの目線に立って物事を考えたり寄り添ったり共感していけるよう、日頃から職員同士の研修会を大切にしています。

また、子どもの安全を守る為には、『子どもの視野を知っておく』『体験しておく』ことはとても重要な事です。園内だけではなく、散歩のコースや公園内でもチャイルドビジョンの体験をすることで、危険予測に繋げていきたいと思います。

大切な子どもたちの命を守るため、そしてより発達を理解し適切な援助ができるよう、日々学んでいきたいと思います。

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