11月26日㈯造形展を行いました。
楽しかった運動会の後、「子ども主体の保育」～子どもが活動の主人公となる保育環境について園内研修を行い、作品展（作る喜び）から造形展（作り出す喜び）に名称を変更し、子ども達のトキメキ・ヒラメキを大切に造形活動を行って参りました。

年齢によって育ちの姿は様々ですが、保育者が子どもの発達段階を把握し、子どもの意欲を引き出し見通しを持って活動をしていく中で、子ども達は「やってみたい！」「楽しい！」を経験し、作る喜び・作り出す喜びを味わいます。活動を覗きに行くと「園長先生、あのね！これはね！」と、興奮して作った物を紹介してくれる姿がありました。更に、幼児組になると保育者が提案した活動だけでなく「こうしたらいいよね」というヒラメキが生まれ、相談しながら「もっともっと」と創作意欲が広がり、最終日まで作りこむ姿が見られました。

【森のかくれんぼ】お花紙を丸めたり、もこもこのシールの感触を楽しみながら貼ったり、手形足型でスタンプ遊びを楽しんだり・・・工夫いっぱいのいろいろな素材に触れながら活動しました。壁面のドアを開けると動物さんが顔を出す、そんな仕掛けに大喜び♪今も楽しそうな笑い声が聞こえてきます。

【くだもの王国】みんなが大好きなフルーツ！親しみのある題材にイメージを膨らませながら、ワクワクの表情で活動しました。足や手、全身を使ってダイナミックな絵の具遊び、自由に貼れるシール遊び、笑顔溢れる時間を過ごしました。バナナの皮むいてみよう！造形展の後も保育室は王国です♪

【お菓子のせかい】絵本の中のお菓子の世界。おままごとが大好きなうさぎ組さんは綿菓子・パフェ・キャンディ・・・を作る中で、お買い物ごっこを再現したり、綿菓子のふわふわもこもこ・本物の様なクリーム絞り！沢山の素材に触れながら一人ひとりのイメージを大切に作っていました。遊べるお菓子の家は、造形展後も大人気です！

【森の妖精】ヒーローバスで出掛けた林試の森公園。そこで出会った自然物に心ときめき、造形活動を楽しんだぱんだ組さん。カボチャの種、どんぐりアート、長いトンネルの中には・・・。遊び心満載！新聞紙を丸めたり、ボンドの使い方を覚えたり保育者が準備したものを最大限に活用し、主体的に作りこむ姿はとても楽しそうでした。

【恐竜ワールド】みんなでどんな世界を創ろうか！模造紙に設計図を描くところから始めたきりん組。創っていくうちに世界がどんどん広がって行きました。恐竜の色付けの作業はさながら職人さん！キラキラした目で塗り込んでいく皆は素敵でした。造形展前日、「火山がないと展示出来なよね！」の一声で作った火山。子どもたちのアイディアを形に！先生とみんなの情熱が形になりました♪

【みんなの町】ホッチキスを使って立体的な動物を作ったり、個々に自分のカメラを作る事に集中したり、そのうち、「家」も一人ずつ作る事になりました。皆で作った3階建ての家に入って遊んだり、カメラを持って散歩に出掛けたり…自分で作ったものは特別な宝物です。アクティビティアートの時間が大好きでいつも盛り上がっているらいおん組です。

先生と一緒に何もなかったところから作り上げた経験は、自己達成感や自己肯定感に繋がっていきます。トキメキがあるところにヒラメキが生まれ、気づき、学んでいく事で活動が継続します。楽しかった造形活動、作った作品を保護者の方に見てもらう喜び…子ども達にとって素敵な思い出になった事と思います。コロナ感染が拡大する中、密を避けるため時間を区切って約25分という短時間での開催となりましたが保護者の皆様にご協力頂き、無事終える事が出来ました。

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アソシエ都立大学保育園では保育の質の向上を目指し、職員間での話し合いを丁寧に行いながら、お子様の育ちの姿の理解に努めています。詳しい内容や様子など、園見学でも詳細をご説明しております。

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