こんにちは！アソシエ都立大学保育園の看護師です。

令和２年６月に政府の「性犯罪・性暴力対策強化のための関係府省会議」において決定された「性犯罪・性暴力対策の強化の方針」を踏まえ、子供たちが性暴力の加害者、被害者、傍観者にならないよう、全国の学校において「生命(いのち)の安全教育」を推進することになりました。

本園においても、生命(いのち)を大切にする教育、自分や相手、一人一人を尊重する教育を子供たちに伝えていきたいと思っております。

今回は、職員を対象に「幼児期に伝えたい性教育」をテーマにお話をしました。

まずはじめに、「皆さんがもっている性教育のイメージってどんなものでしょうか？」

おそらく、「幼児期に性教育はまだ早いのでは？」「思春期になると学校で習うもの」というイメージが強いと思います。

幼児期からの性教育が必要な大きな理由としては、「性犯罪から身を守るため」ということです。

令和２年度の性被害調査では、性被害にあった人のうち、就学前に被害にあった人が、女の子では全体の約９％、男の子が約６％いました。

男女ともに幼児期から、自分のからだのことを知り、なにをされたらおかしいことなのか、そうされた時はどう対処しなければいけないのかを伝えておく必要があります。

では、最近よく聞かれる『プライベートゾーン』についてお話していきます。

まず前提として、自分の体は全て大切なのがもちろんですが、その中でもプライベートゾーンは「自分だけの大切な場所」ということです。

＜子どもに伝える時のポイント💡＞

①人前では見せない

②人のプライベートゾーンは勝手に見ない

③プライベートゾーンを見られたり、触られたりすることは絶対におかしいこと

④被害にあった時の対処方法(NO・GO・ＴＥＬＬ)

・・・すぐに嫌だと大声を出して(NO)、逃げて(GO)、そして信頼できる大人に知らせる(ＴＥＬＬ)ということを伝えましょう。

⑤(そういうことがあっても)あなたは絶対に悪くない

被害にあった時、「親や先生に心配をかけたくない」「自分が悪いんだ」と思って相談できないケースが多々あります。「心配をかけたくないかもしれないけど、相談してくれると嬉しい」ということを必ず伝えるようにしましょう。

他にも、子供が性器を触っている場面に遭遇した時の対応などについても共有しました👀

これからも、日々の保育の中で性の大切さを繰り返し伝え、子供たちが触れ合うことの心地よさを感じることができ、自分が感じたことを安心して伝えることができる環境をつくっていきたいと思います。

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アソシエ都立大学保育園では保育の質の向上を目指し、お子様の育ちの姿の理解に努めています。詳しい内容や様子など、園見学でも詳細をご説明しております。

令和5年度離乳食体験会は11月、子育てサロンは5月以降毎月予定しております。ご参加希望される方は、こくちーずよりお申し込み下さい。※こくちーずHPにて「アソシエ都立大学保育園子育てサロン」で検索して下さい。※募集が始まりましたら申し込み方法をブログでも紹介しております。

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