こんにちは！アソシエ下目黒保育園栄養士です。
らいおん組（5歳児）の9月の食育では、「三角食べ」と「三色食品群」についての学びました。

三角食べ

まずは、普段の食事の仕方を振り返ります。
好きなものから食べる子、色んなおかずを少しずつ食べる子、好きなものは最後にとっておく子、様々でした。今回の「三角食べ」のお話は、食べ方を強制するものではありません。食事マナーのひとつとして、「三角食べ」を知って欲しいという考えで話をしました。

「三角食べ」のメリット
・交互に様々な味を味わう事で、味覚を育てる。
・バランス良く食べる。
（全てのおかずに手をつける前にお腹いっぱいになり、栄養バランスが偏る事を防ぐ）　等。

三色食品群

栄養士手作りのポスターで、三色食品群について説明しました！

赤…身体をつくる・力をつくる食べ物
　　（肉や魚、豆腐等のたんぱく質食品）

黄…運動するエネルギーになる食べ物
　　（ごはんやパン、麺類等の主食。いも類等）

緑…からだのちょうしを整える食べ物
　　（野菜や果物。ビタミンやミネラルが多く含まれている食品）

「赤の食べ物は、みんなの筋肉や骨、歯も作る栄養なんだよ。」と説明すると、「血も赤だよね！？ほら、うすーく見えるよ。」と腕を見せてくれる子もいました。
「緑の食べ物。これが足りないとどうなっちゃうのかな？」と聞いてみると、「病気になっちゃう！」「熱が出ちゃう！」と、色々な意見が出ました。
見た目から分かりやすい食べ物は、説明する前からよく分かっていたようです。

食材マグネットを使って、自分達で、どの食べ物が何色のグループに入るのか考えます。
「牛乳はどっちだろう？？黄色？赤？」と子ども同士で意見が分かれたり、「さつまいも、緑じゃないかも…。じゃがいもが黄色だから、芋は全部黄色？」と、相談しながらグループ分けをしていきます。

最後に、今日の給食に入っている食材をグループ分けして、三色食品群のボードが完成！！
ポスターの裏面には、給食で使う食材をグループ毎に書きました。この表や献立表を見ながら、これから毎日、らいおん組が三色食品群のボードにマグネットを貼っていく予定です！

食育が終わったら、給食の時間です！
食器の並べ方は勿論、三角食べを意識したり、三色食品群の話をしながら食べていました。
栄養だけでなく、保育園の給食には毎日こんなに沢山の種類の食べ物が入っているという事も知る事が出来た食育でした。