こんにちは！！

アソシエ祐天寺西保育園です。

5月の園内研修の内容をお知らせいたします。

では子どもの人権についてのラベルワークを行いました。

みなさんは『子どもの権利条約』をご存じでしょうか？
1989年に国連にて採択され、1990年に発行、日本では1994年に批准しました。

〇生命、生存及び発達に対する権利（命を守られ成長できること）〇

すべての子どもの命が守られ、もって生まれた能力を十分に伸ばして成長できるよう、医療、教育、生活への支援などを受けることが保障されます。

〇子どもの最善の利益（子どもにとって最もよいこと）〇

子どもに関することが決められ、行われる時は、「その子どもにとって最もよいことは何か」を第一に考えます。

〇子どもの意見の尊重（意見を表明し参加できること）〇

子どもは自分に関係のある事柄について自由に意見を表すことができ、おとなはその意見を子どもの発達に応じて十分に考慮します。

〇差別の禁止（差別のないこと）〇

すべての子どもは、子ども自身や親の人種や国籍、性、意見、障がい、経済状況などどんな理由でも差別されず、条約の定めるすべての権利が保障されます。

人権と聞くと難しく聞こえてしまいますが…

〇一人一人が大切にされていること

〇否定をされず気持ちを受け止めてもらえること　等・・・

自分がされて嫌だなと感じることはしない！

自分がしてもらって嬉しいなと思うことをする！というのが大原則です！

アソシエの保育園では・・・

年に数回、人権チェックリストを用いて日々の保育を振り返る場を設けています。

5月に全員が人権保育のオンライン研修を受講し、

全員の思いを統一し、あたたかいほっとする保育園を目指していくため

ラベルワークを行っていきました。

※ルールは全員が思いを伝える。相手の思いを絶対に否定しない。

グループに分かれて

「今の自分に不足していること」

「絶対に大切にしたいこと」

をどんどん付箋にかきだしていきました。

そして項目を整理したり思いを伝え合っていき

グループごとに大切にしたいことを決めていきました！

どんどん書き出していくうちに、

園全体として取り組んでいる子どもたちの気持ちを受け止めていく、やってみたいことに挑戦できるようにする、一人一人の育ちを大切にする、否定語は使わず肯定的な言葉がけをする　等・・・

『子ども主体の保育』を丁寧に実践していくことも、子ども一人一人の人権を守っていくことに繋がると感じたようです。

最後にグループごとに大切にしたいことを伝え合い

全員が書いた付箋も全員が見る機会を作っていきました。

『一緒に働いている先生たちも同じ思いをもっているんだ』ということが認識できることは

保育園全体で同じ思いをもって園を作り上げていくことにもつながります。

今回の研修を通して、アソシエ祐天寺保育園の人権を守る4か条が出来上がりました。

全員が見えるところに掲示し、常に意識をして自身の保育を振り返っていくこと続け

子どもたちにとって安心・安全でありのままを受け止められて、様々なことにチャレンジできるそんな保育園であり続けるために今回掲げた人権宣言を園全体で大切にしていきたいと思います！