こんにちは！アソシエ不動保育園です。

少し前のことになってしまいますが、9月1日は防災の日でしたね。防災の日とは…1923年9月1日に発生した関東大震災に由来しており、この日を含む1週間は”防災週間”と制定されています。台風や地震・水害などについての認識を深め、それらの災害に備えていこうという思いで制定された日になります。

保育園でどんなことに取り組んでいるか、今回は一部をご紹介したいと思います。

1,避難訓練の実施

普段から月に一回、地震や火災を想定とした通常の避難訓練を行なっており、

お（おさない）

か（かけない）

し（しゃべらない）

も（もどらない）

のお約束を伝えていますが、

今回は加えて防災の日について

「大切な自分の命、大事な人の命を守るためにはどうしたらいいのかを考える日で、地震はいつ起きるかわからないので、急な地震が起こったときは周りの大人の人の話をよく聞きましょう」と、子どもたちにお話をしました。

避難訓練中に不安がるお友だちに「だいじょうぶだよ、だいじょうぶだよ」とやさしく声をかけてくれるお友だちや、おうちに帰ってからお父さんお母さんに保育園で先生から聞いたお話をしてくれたお友だちもいたようです♪

2,引き取り訓練の実施

今回は当日震度６程度の大震災を想定し、保護者の皆様には職場から保育園まで徒歩でどのくらいかかるのか、実際の災害に近い行動を取っていただく、またはシミュレーションをお願いしています。

（余談ですが…Yahoo!カーナビやGoogleマップというアプリのオフラインマップ機能で必要な範囲だけの地図情報をスマートフォンなどでダウンロードしておくと、災害時にインターネットへ接続できなくても道順を確認することができますよ★）

お迎え時には保護者の皆様に引き渡しカードをご記入いただき、災害という混乱の中でも確実にお子さまを保護者の方へお引渡しできるようにしています。

3,災害伝言ダイヤルの試用

当園では普段連絡帳アプリを使用して保護者の皆さんと保育園の連絡のやり取りを行なっているのですが、災害下ではインターネットがいつ使用できるかわからないため災害時には災害伝言ダイヤルを使用することになっています。「171」をダイヤルすると登録した電話番号にメッセージを残したり、残されたメッセージを聞くことができるものです。9/1当日に実際に保育園からのメッセージを残し、保護者の皆さまに実際操作して聞いてみていただきました。

メッセージ例）

「アソシエ不動保育園です。保育園の子どもたち、職員は全員無事です。保育園にてお迎えをお待ちしています。安全に気を付けてお迎えにいらしてください。」

何よりも災害が起きないことが一番なのですが、備蓄品や耐震対策はもちろんのこと、日ごろから子ども達や保護者の皆さまと一緒に備えておくことで、もしもの時の混乱を少しでも減らせるようにしていきたいと思っています。

以上、防災週間で行なった取り組みの一部をご紹介いたしました！