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手足についた絵の具も作品の一部になる。それがアートです。
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2018.09.25
こんにちは。
アソシエ広報です。
「芸術の秋」という言葉がありますが、まさしく、アソシエの保育園も芸術の秋真っ只中。
今回は、アートのアクティビティをテーマにした内容です。
いつも楽しい内容盛りだくさんのアート。
前日にアートがあると聞いた子どもたちは、「明日は何をするんだろう…」と心待ちにしていた様子。
当日、様々な色の絵の具と画用紙を持った講師の先生が教室に到着すると、
「わぁぁぁ!」「きゃぁぁ!」と今から始まる授業に対して嬉しい気持ちが抑えられない様子。
今日の制作は「蛇」で作り方の説明が始まると先ほどの大騒ぎから一変して静かに聞く姿勢に。
説明を集中して聞き、小さな器に絵の具を配分してもらうと、子ども同士で絵の具がだまにならないよう、協力して混ぜていました。
「あたしがさきね」
「ふたりでもってまぜようか」
子どもたちで混ぜ方を考えている様子。
とても可愛らしいやりとりですね。
ある程度混ざると、次の作業に。
ビニールシートに蛇の身体と頭が置いてあり、自分が好きな色の身体と頭を選んで両面テープで接着します。
身体は、何個つなげても良いようで、集中してつなげる子は、とても長い蛇の身体を作っていました。
「みてみて!ながいでしょ?」と皆につなげた蛇の長さを、自慢する子も。
「テープをはがして繋げる。」単純な作業に見えて、実は指先の発達を養う作業。
指先が発達している子は、うまく剥がして貼っていましたが、難しい子は、なかなか剥がせず苦戦していました。
しかし、剥がせても剥がせなくても子ども達には、十分に楽しい活動となっていた様子。
同時に、色の組み合わせにこだわる子、形にこだわる子、長さにこだわる子と…繋げることがこんなにも子どもの個性を引き出すのかと驚きました。
「せんせい、えのぐまだ?」子どもが言い出すと同時に絵の具が登場。
子ども達は、どの色で模様をつけるのかを考えている様子で、えのぐが出てくると、我先にと自分の好きな色の絵の具を選び、蛇の身体に模様を描いて楽しんでいました。
筆だけでなく、手や足についた絵の具も、立派な模様になりアーティスティックな作品に変身。
最近の子は、手や足に敏感な子が多く、絵の具が付くのを嫌がったりするのですが、小さな頃からこういった活動が積み重ねられているので、子ども達は本当に大胆に、気にせずとことんアートを楽しんでいる様子をうかがう事が出来ました。
この背景には、講師の先生の見守りもあるからこそ。
先生は、子どもたちが身体や顔にわざと絵の具をつけていても、穏やかな声掛けで、子どものありのままの姿を受け入れながら指導していました。
ダイナミックであり、繊細であり…。大人が手を加えることはなく、子どもたちの本能のままに作られた作品。
五感と言われる中の、視覚、聴覚、触覚をしっかりと活かすことができるアートの時間であると改めて感じました。
完成した作品は、その日のうちに先生が掲示を。
作ったものをすぐに飾ることは、「完成したものを目で見て確かめる」という子どもの育ちに関して非常に大切な部分になってきます。
完成した作品を見て、子ども達は喜び、他の子が作った作品を「すごいね…」と言いながら、認め合う姿が所々で見られました。
なお、この日は4歳・5歳児は木材を使ったアート。
自分の好きなように木を組み合わせて、「見立てアート」を楽しみました。
やはり、年齢が上がれば作る物や内容もグレードがあがります。
3歳児の子ども達は、4・5歳児が制作した作品に興味津々。
お兄さん・お姉さんクラスの子どもたちが作った
「大きくなったら作れるのかな?」
「すごいねぇ…」
と次年度の活動に対して意欲をもつ子ども達も多くいました。
保育の現場で働きながら、専門講師の先生から直に「専門的な知識」を学び、子どもの反応を感じ取ることができるのはアソシエの保育園だからこそ。
保育の専門性を更に養いたい、活動を通した子どもの成長を直に見たい。
向上心のある保育士さん、興味のある保育士さん、是非アソシエの保育園に見学に来てください。
お待ちしております。