こんにちは♪

3歳クラスで玉ねぎの皮を使った草木染めを行いました。給食室では、当日までに約1か月前から給食に使用する玉ねぎの皮を乾かして大切にたくさんの皮を保管していました。当日の草木染めをした様子をご紹介します☆★

①玉ねぎの皮むき

1人1かけ玉ねぎを先生にもらい、皮むきをしていきます。皮むきした玉ねぎはみんなの給食になりますが今日の主役は「玉ねぎの皮」です。みんながむいた皮と調理室で乾かしていた皮を水と一緒にお鍋で温めていきます。

②模様づくり

玉ねぎの皮が温まるまで布に模様づくりをします。机には模様作りに使う輪ゴムやペットボトルの蓋、そして草木染めをする布が並んでいます。先生が事前に染めた布をみせながら模様の作り方を説明してくれました。どんな模様がいいかな？みんな考えながら指先を上手に使って輪ゴムを結んでいきます。輪ゴムを八の字にしながら結ぶのは指先の動かし方が難しく苦戦する子もいましたが、布を先生に押さえてもらいながらやったりとみんな考えながら行っていました。

③布を温めます

模様作りが終わるころお鍋を見てみると・・・なんと透明だった水が玉ねぎの皮の色に変化していました！！玉ねぎの皮を取り出して、輪ゴムをつけた布を1人1つお鍋に入れていきます。子どもたちは白い布がどんな色に染まるのかどんな模様になるのかワクワクした様子でお鍋に入れています。再度温めて、ミョウバンを入れて冷まします。

　

④乾かしてできあがり～♪

輪ゴムを外して少し水洗いをして乾かします。子どもたちのお昼寝中に玄関で乾かしましたがこの日は猛暑ということもありあっという間に乾いちゃいました～！時より風が吹いて1枚1枚模様の違う染め布がなびく様子を見ると暑い夏も少し涼みますね☆完成した布をお昼寝後に子どもたちに持っていくとみんな喜んでおり、玉ねぎ色に染まった布をお友だちと見せ合いっこしていました。子どもたちは大切そうに畳んで自分のロッカーにしまい、お迎え時にはお母さん、お父さんに嬉しそうにお話しをしていました。

　

今回の草木染めの活動は、子どもたちの発想力や想像力を育むことへ繋がる活動となったように感じます。玉ねぎの皮をむいてお鍋に水と皮を入れて白い布を使って・・・最初は説明だけで子どもたちは「皮をむいて何をするんだろう？布に模様？」と理解が難しい活動から、玉ねぎの皮と水を温めてできた玉ねぎ色の茶色の液体をみると子どもたちは「うわぁぁ～」と新しい発見から期待感を抱いたように感じます。そして自分たちでむいた玉ねぎの皮が茶色の液体に変化し、その茶色の液体に布を入れるときは子どもたちはどんな風に仕上がるのかとワクワクと楽しみにする様子も見られました。子どもたちの日々の生活から感じるヒラメキ・トキメキを大切にし、これからも子どもたちが様々な食べ物に興味・関心を抱くきっかけとなる食育活動を行ってまいります。

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