港区第二青南保育室
表参道
食育取組み行事
2023.12.27
水の大切さを知る
港区第二青南保育室
表参道
取組みSDGs
施設形態:保育園
エリア:港区
2023.07.10
こんにちは、第二青南保育室です。
6月に行ったSDGsの活動について書きたいと思います!
今月のテーマは「水」
梅雨の時期、そしてこれから始まるプール遊びにも大きく関係する水について子どもたちと考えてみました。
私たちの生活になくてはならない水。
子どもたちとどんな時に水を使うのか考えてみました。
「トイレのあとやご飯を食べる前に手を洗うとき!」「のどが乾いたら水を飲むね」
「トイレしたあとにジャーって水を流す」「プールあそび!」
1日のたくさんの場面で私たちは水を使うことがわかりました。
日本で生活をしていると、蛇口をひねると当たり前にきれいな水がでてきますよね。
では世界ではどうでしょう?
世界では茶色く汚い水により年間約30万人、毎日800人以上の子どもが下痢で命を落としている状態にあります。
また水が身近にない国に住む人々は水のある所へ毎日水汲みをしに行かなくてはならないこと、
そのために学校へ行くことができない子どもたちがたくさんいることを話しました。
大きなバケツを頭にのせて長い長い道のりを歩いていること(保育園から一番遠い公園で例えると5往復)を知った子どもたち。
「ご飯の時、水を最後まで飲まないで水道に流してしまっていたな…」
「手を洗う時、水を出しっぱなしにしていたな…」
などそれからの子どもたちは水をより大切にする姿が見られるようになりました。
4歳児クラスでは飲みきれなくて処分しないといけない水があることに気付いた子どもたちが、
「せんせい、このみず流したらもったいないね…」「どうしよう?」と考えた結果
水やり用に別の容器に移したり、生き物を育てるための水に使用するようになりました。
SDGsコーナーには水の入ったバケツを用意し、水汲み体験ができるようにしました。
送迎時などにお父さんお母さんに「お水はね…」と学んだことを伝える姿もありました。
日本に住んでいると当たり前にある綺麗な水。
他の国に住む同じくらいの年齢の子どもたちの生活を知ることでそれが当たり前でないこと知り、
一人ひとりの意識が変わると嬉しいです。
7月のSDGs活動もまたブログで紹介できればと思います。
ありがとうございました。
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