アソシエ東大井公園保育園
大井町
食育取組み
2023.07.03
⁂6月の食育(4・5歳児クラス 消化について、箸の持ち方)
アソシエ東大井公園保育園
大井町
食育取組み
施設形態:保育園
エリア:品川区
2023.06.29
こんにちは! アソシエ東大井公園保育園 栄養士です♪
6月に4・5歳児クラスで行った食育を紹介します。
消化について
食べたものは身体の中でどうなるのか、食事内容とうんちの形の関係について話をしました。
4歳児クラスでは、まず栄養士手作りのエプロンシアターで消化の流れを見てもらいました。
エプロンシアターで食べたものは、口で咀嚼→胃で食べ物を溶かす→小腸で栄養を吸収→大腸で水の吸収と便の形成という消化の一連の過程を説明しました。
子どもたちにもわかりやすいように消化を助ける役割をレンジャーに見立て説明をしました。
咀嚼を助ける ちょきちょきグリーン
胃液をかけて食べ物を溶かす ジョーロブルー
栄養を吸い取る お掃除レッド
うんちを作る こねこねピンク
小腸はすごく長いという話をして、小腸のひもを教室で広げてみました!
エプロンシアターの小腸は実際の幼児の小腸の長さと同じ6mで作ってあり、教室の端から端までひもが伸びてみんなびっくり!「みんなのお腹の中も同じくらいの長さの小腸が小さく小さくたたんで入っているよ。」と話すと、不思議そうに自分のお腹を眺めているお子さんもいました。
食べたものは最後にうんちになるという話をして、食事内容とうんちの関係の説明をしました。
「うんち」という言葉から興味深々で、集中して話を聞いていました。
野菜が苦手で食べないと→かちかちうんち
大好きなお肉しか食べないと→くさくさうんち
夏にアイスやジュースなどの冷たいものばかりたべていると→べちょべちょうんち
好き嫌いしないでなんでも食べると→素敵な ★バナナなうんち★
「このごはんを食べたらどんなうんちかな?」というワークをしました!
「何でも食べて素敵なのは、ばななうんちって言ってたよ。」、「お腹痛い時にこのうんち出たことある。」など意見を出し合って協力して答えを導き出していました。
正解はこちらでした! みんな大正解★
食育後の給食はみんなでばななうんちを出すぞ!と意気込んで苦手なものも食べてくれたり残食がとても少なく、「さっきばななうんち出たの。」と教えてくれるお子さんがいたり、食育のことを理解して行動してくれる姿に感動しました★
栄養士として何か子どもの成長に役立てているんだなとやりがいを再認識できました。
5歳児クラスでは、昨年も消化のエプロンシアターを見てもらっているので、覚えているかのおさらいをしました。
みんな1年前のことなのにとてもよく覚えていて、臓器の名前もスラスラ答えてくれました。
消化の流れを確認した後、みんなで身体の中で起こっていることを見てもらう実験を行いました!
まずは、おにぎりに模した米粉ねんどと布巾と水を用意します。
水をねんどに加えて揉みます。口の中で噛んで唾液と混ぜるちょきちょきグリーンの役割を体験です!
さらに水を加えてよく揉みます。胃液で食べ物を溶かすジョーロブルーの役割を体験です!
ドロドロになった食べ物ができました!ドロドロ状態のねんどに少しびっくりする子どもたちでした。
この状態にならないとお掃除レッドが小腸で栄養が吸い取れないよと話をしました。
最後に布巾でねんどを絞って、大腸のこねこねピンクの役割を体験しました!
布巾で絞って出てきた水がおしっこになり、布巾に残ったねんどが固まってお尻から出てくるとうんちになるよと話すと、視覚的に見た消化の過程に「お~!」と納得する子どもたちでした。
最後に風邪をひいたり、食べ物の好き嫌いするとレンジャーがお仕事できなくなっちゃうよという話をしました。こねこねピンクがお仕事できない時は、「布巾でよく絞れない状態と一緒でべちょべちょなうんちになるんだよ」と説明すると、身体の中で起こっていることを今回の実験で理解した様子でした。
実験の食育は初めて行いましたが、子どもたちは興味深々に取り組んでくれました★
今後も実験のような食育も実施したいと考えていますのでお楽しみに!
箸の持ち方
4歳児クラスでは、箸の動かし方と正しい持ち方を練習しました。
3歳児クラスの時にやった箸の動きの練習にもう一度挑戦です★
まずは箸1本を鉛筆持ちして、上下に動かす練習をしました。
「箸を1本持ってね。」と声をかけると自然と鉛筆持ちができるようになっていて、成長にびっくり!
次に箸を2本持って上の箸を下の箸にカチカチぶつける練習をしました。
この動きは3歳児クラスの時には箸をぶつけることに苦戦していたのですが、箸をきちんとぶつけてカチカチ音が聞こえるようになっていました★
4歳児クラスになって成長した姿を見せてくれたみんなでした!
最後に素材を箸で掴んで移動する練習をしました。
グリンピースくらいの小さい素材を用意しましたが、みんな箸で器用に掴んでいました。
箸に不慣れなお子さんも普段の遊びの中で箸を使って素材を掴む練習をしたり、給食の時間に正しい持ち方を一緒に練習したりしています。箸に慣れているお子さんは正しい持ち方ができるように練習をしています。今後もお子さんの箸の習得度に合わせてサポートしていきます!
5歳児クラスでは、箸のマナーの確認と箸を使ったゲームを行いました。
まずは箸のマナーについて説明しました。
「指し箸」は「人に向けて目に刺さったら危ないからやっちゃだめだよ。」となぜこの箸の使い方がだめなのか理由まで答えてくれて、さすがらいおん組さんだなと感心しました。
次に乾燥大豆を箸で掴んで移動する練習をしました。
大人でも集中しないと掴みにくい大豆ですが、子どもたちは器用に箸で掴んでいました。
練習をしたあと30秒時間を計って大豆掴みゲームをしました!
みんな集中して大豆を移動させていました。
1皿に30粒の大豆を盛り付けていたのですが、30秒で全て大豆を移動させているお子さんもいて1秒で1粒動かせる器用さに驚きました!!
らいおん組さんもより正確な箸の持ち方や食事の姿勢やマナーなどが習得できるように給食の時間にサポートしていきます!
また楽しい食育ができるように計画中です!お楽しみに★
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