3月25日第3回アソシエ都立大学保育園卒園式を行いました。朝から雨が降っていましたが卒園児の皆さんも保護者の皆様も職員の皆さんも晴れやかな表情で参列して下さいました。いつもと違う保育室の雰囲気と先生達の服装に子ども達はとても嬉しそう。正装を着ていつもより胸を張って朝のご挨拶をしてくれる子ども達の姿。先日、一緒に作ったコサージュを付けてもらっていよいよ卒園式が始まります。

都立大学保育園の幼児組、特に4・5歳児は「子ども会議」を開催し、行事には自分たちの意見を反映させてきました。今回の式では証書授与の後に「両親にありがとうメッセージを一言伝えたい」歌はみんなが大好きな「虹」も歌いたい！という意見が出ました。都立大学保育園は日々の姿の先に行事があります。「式中は静かに！もっとハキハキと！大きな声で！」と保育者が言い続ける様な過度な練習はありません。子ども達らしく参加する姿がありました。

園長の挨拶は、子ども達に伝える内容と保護者の方々に伝える内容がありました。子ども達に伝えた後、「これから保護者の皆様にお伝えしますので静かに待っていてくださいね」とお願いしてから話し始めました。子ども達にも伝わったのでしょう。涙ぐんで頷いてくれる子もいて、皆とても良い姿勢で聞いてくれました。その姿に祝辞をお伝えしながら私も涙目になりました。

司会の先生が「卒園児退場」と伝えると入場の時よりも胸を張り、保護者の前を通って退場する皆は本当に立派でした。先生達は準備しておいた「花吹雪」を手に持ち、準備万端！子ども達を送り出します。控室に戻った子ども達は大好きな担任の先生から証書と記念品を受け取り、立派な証書を手に会場に戻ってきました。楽しい雰囲気で写真撮影を終えました。ここからは担任の先生が司会となり、保護者の方々からのお祝いスピーチです。保護者の皆さんの優しい笑顔に私たち職員も幸せな気持ちを頂きました。体調不良で1名欠席となりましたが欠席のお友だちの事を心配して下さる方が多く、優しい気持ち溢れる会となりました。

保護者スピーチを行っている間に先生達は玄関に移動、「花吹雪トンネル」の準備です。

子ども達・保護者の皆様・職員一同。皆の笑顔がまあるくなって、ありがとう溢れる素敵な卒園式となりました。

午後からは職員会議（定例会）です。約3時間の話し合いでしたがこちらも優しい雰囲気の中で行う事が出来ました。そして今年度最後の会議だったのですべての議題の話し合いが終わった後、「ありがとうのワーク」を開催しました。クラス毎、学年毎、担当毎、今年度一緒に仕事をする中で心に残っている一番の思い出とありがとうの気持ちを手紙に書いて、目を見ながら伝えるワークでしたが伝え終わる頃には目が赤くなっている先生達がいっぱい…。

3月25日ありがとうの卒園式。子ども達と保護者の皆様、本当にありがとうございました。

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