港区白金三丁目保育室
白金高輪
食育取組み
2021.11.24
園庭を子ども主体の環境へ
港区白金三丁目保育室
白金高輪
取組みできごとお知らせ
施設形態:保育園
エリア:港区
2023.02.24
職員から、「園庭を子どもたちが主体的に遊べるような環境にしていきたい」という提案がありました。今までは、園庭で遊ぶといっても白砂を使っての砂遊びや、コンビカーを使っての遊びをするくらいでした。散歩に出かければ、近くにたくさんの公園があるのですが、他園が使用していることで使えなかったり、公共の場の為、水を使った泥んこ遊びなどはできませんでした。ということで、職員で話し合いの場を設け、考えました。
話し合いの中で多くの職員から出た意見としては、「子どもたちが自由に遊べる砂場を作りたい」というものでした。しかし、園庭は作業車などをとめる場所も兼ねていますので、固定の砂場を作ってしまうと、大きな作業車であればとめられるスペースがなくなってしまいます。どうすればいいのか・・・みんなで知恵を出し合い・・・
移動ができる砂場にしました!下にシートを敷いておき、移動が必要な時は、力を合わせて引っ張って動かせるようになっています。公園の砂場では、泥水をつくって遊ぶことができなかったので、何度も水を入れて足で踏んでみたり触ったりして楽しんでいました。これから、どの様な遊びが展開されていくのか楽しみです。
そして、砂場だけでなく他にも園庭を魅力的にする様々なアイデアをだしていきました。
一つのモノも使い方によってさまざまに変化して遊べますね。この間、ある男の子がマットをトンネルにしてその中にコンビカーを入れていました。「これは、何?」と保育者が聞くと「ちゅうしゃじょうだよ!」と楽しそうに答えてくれました。続いてはこれ、、、
大人が渡っても結構スリルがあるのですが、子どもたちは果敢に挑戦していきます。行ったり来たりの繰り返しをしながら遊ぶ姿が見られます。この平均台、たまに机代わりにも変身したりするのですよ!
続いては、、、
缶ポックリをあまり知らないという子も多く、興味津々でした。難しいかなと思ったのですが、どの子も上手に使いこなしていました。幼児さんは、缶ポックリを使って「鬼ごっこ」を始めていました。その器用さに驚きました。
続いてはこちら、、、
ビールケースの上に板を載せることで、机にもなり、斜面を作って物を転がしてみたり用途は色々と変える事ができます。また、チョークを使ってこの板に絵を描いて遊ぶ姿もあります。子どもはとても柔軟です。そして、色々な発見をし工夫して遊びます。それが子どもたちにとっては、大きな学びに繋がります。これを見てください。
ビールケースに水を流すと穴に水の膜ができるのをじっと見て不思議がっていました。そして、指を使って取ろうとするのですが、一回では取れないことに、更に不思議がっていました。2・3度程繰り返すことでようやく取ることができていました。その後、何度も同じことを繰り返していたので、面白い!楽しい!と感じる時間になっていたのだと思います。
最近では園庭で遊ぶことをとても楽しみにしている子の様子もよく見られるようになってきています。これからも、みんなでアイデアを出し合い、改良していき、子どもが主体的に遊べる魅力的な園庭になるようにしていきます。
「実際に施設の中を見てみたい」「どんな活動をしているか気になる」など施設に少しでもご興味がありましたら、気軽に見学にいらしてください。
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