アソシエ祐天寺西保育園
祐天寺
食育取組み
2023.06.28
SDGs &食育活動 〜食品ロスを減らそう〜4歳児
アソシエ祐天寺西保育園
祐天寺
食育SDGs
施設形態:保育園
エリア:目黒区
2022.03.25
SDGsの様々な活動を通して「物を大切にする」「地球を綺麗にする」ということに興味が高まってきた子ども達。今回は『食品ロスを減らそう』という事をテーマに活動しました。
野菜切れ端や皮で煮汁を作り、匂いをかいだり色を見たりして【クイズ】をしました。感覚機能が敏感な乳幼児期。視覚・臭覚を使って考えます。
煮汁を使って、絵の具のように染め紙ができるか体験してみることに…。好きな折り方を考えて浸してみると、少しずつ色が浮き上がり、色がしみていく様子に興味津々の子ども達!
次の日…
野菜で染めた染紙がどうなっているのか見てみると…「きれいな色がついているね」「おいしそうな匂いがするよ」と大喜び!
のりをつけて画用紙に貼ってみると、さらに匂いがしてきて前日の活動を思い返し「パプリカで色をつけたんだ!」と嬉しそうに教える姿もありました。
野菜から作ったクレヨンの紹介をしました。まずは白画用紙に色を塗り、何の野菜で出来たクレヨンかクイズをしました。
1色ずつクレヨンを使い、クレヨンと同じ色の野菜を想像しながら、野菜の絵を描いていきました。
キャベツのクレヨン(緑)では、白菜・スイカ・ピーマン・いんげん・ブロッコリー・きゅうり等、りんごのクレヨン(赤)では、りんご・パプリカ・いちご・さくらんぼ・トマト等、知っている野菜を思い出しながら自由に描く子ども達。改めて考えてみると、同じ色の野菜が沢山ある事に気付き、野菜図鑑のような絵が完成♪
のりで貼るだけでなく、野菜によって出た淡い色からイメージを膨らませ、切ったり折ったりしながら、チューリップや雪の結晶を作ったり、ハサミで切って偶然できた形を好きな物に見立て表現したりと【野菜の本作り】に繋がっていきました。
捨てられるはずの野菜の切れ端や皮も、再利用すると楽しい遊びの道具に変わる事を知った子ども達。一つの物にじっくりと関わる事で、子ども達自身がよく考え、発想が生まれ展開していく様子が多くありました。「食べものを大切にする」ことや「地球をきれいにする」ことをテーマに今後も活動を続けていきたいと思います。
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