【4~5歳児向け】室内で楽しめる運動あそびアイデア
2025.08.07

今回は4~5歳児向けの運動あそびについてご紹介します。4~5歳児になると運動量も増え、出来る動きも多くなってきます。また、お友だちと協力してあそぶことや簡単なルールを理解してゲームを楽しめるようにもなりますね。夏場の暑い時期、外に出られない日でも一工夫しながら運動を継続してもらえたら嬉しいです。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
【ジャンプあそび】
〇ラダーを使ってジャンプをしてみよう

ラダーといった「はしご」のような道具を使ったジャンプあそび。マスに合わせてジャンプをしていきましょう。
《ひと工夫》
ラダーのマスの中に、ランダムでマーカーなどを置き、マーカーが置いてあるマスは足を開いてジャンプ、またはマーカーを跳び越えるようにジャンプをします。「色によって動きを変えるよ」といった難しい設定でもいいですね。
(例えば…赤は開いてジャンプ、青は跳び越えるようにジャンプなど)
※ラダーがなければリングでも代用できますよ。
〇リングを持ってジャンプをしてみよう

リングを1人2個持ってスタートします。まずは1つ目を投げて、その投げたリングの中にジャンプ。次は2つ目のリングを投げてジャンプ。次は、リングから足を出さずにひとつ前のリングをキャッチして、再度前に投げていきます。これを繰り返してゴールを目指します。(※まずは教室の端から端まで挑戦してみましょう)注意することは、あまりリングを遠くに投げすぎるとジャンプが届かなかったり、ひとつ前のリングが取れなくなってしまったりしてしまいます。自分が跳べて、かつキャッチもできるギリギリを狙って投げましょう。
《ひと工夫》
これをフラフープのような大きなリングを使えばペアで同じあそびを楽しむことができます。競争しても良し、ゴールまでのリングを投げた回数を競っても良し。楽しく行ってみてください。
【サーキットあそび】
〇4-5種目の動きを組み合わせたサーキットを楽しもう

2-3歳児でもおすすめしたサーキット運動は、4-5歳児にもおすすめです。少しだけ種目数を増やしたり、運動の難易度を上げて行ったりするといいかなと思います。
《ひと工夫》
スタートからゴールまでのタイムを計って「タイムトライアル」形式で行っているのも楽しくできる工夫の一つです。時間を意識する経験にもなりますし、目標とするタイムに届かなかったときなどは「どの動きで時間がかかっているのかな」と考えて、練習をするきっかけにもなりますよ。
【鬼ごっこあそび】
〇手つなぎ鬼ごっこ

逃げる子たちは手を繋いで、鬼の子は手を繋いでいる子の中から一人だけ狙う子を決めて追いかけます。逃げる子たちは手を放さずに、狙われている子を守るように回りながら逃げ切りましょう。
《ひと工夫》
あまり人数が多くても丸が大きくなってしまいタッチすることができませんので、4-5人くらいで手を繋ぐことがおススメです。(※手を放してしまったら鬼の勝ち)鬼の子は手を繋いでいる下を通ってタッチしに行ったり、上から乗りこむようにタッチしたりすることはできません。
〇ジャンプで鬼ごっこ

走る鬼ごっこは狭い教室では難しい。そんな時は、移動手段をジャンプに変えてやってみましょう。ジャンプを素早く、遠くに跳べることは走る速さにも直結してきますので、たくさんジャンプができて運動量も欲しい!といったときにおすすめです。
《ひと工夫》
ボールを足に挟んでやってみましょう。足にボールを挟むと両足で上手に跳ぶことを促せます。そして「ボールを落としたら拾って、挟み直してからでないとタッチできないよ」といった条件を付けておけば、タッチされそうな子でも「もしかすると鬼がボールを落とすかもしれないよ」と最後まであきらめずに逃げ切る意識を持てるかもしれませんね。
暑い日が続きますが、毎日を楽しく元気に過ごしてくださいね!