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遊びの可能性は無限大!!!
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2018.07.27
子どもの遊びや日々の行動を見ていると、私たちは、
「なぜそんなことするの?」「どこからその考えは生まれてきたの?」と思うことが多くありませんか?
大人が考える許容の範囲外のことをして驚かせる子も多くいますよね。
今回は、そこにクローズアップしてみました。
これは何をしている姿か分かりますか?
紙でできた棒を持って、友達同士で楽しそうにしていますね。
実はこれ、掃除ごっこをしているのです。
はじめは、紙を丸めただけの棒でした。
その棒を釣り竿のようにして、小さなわっかをひっかけて、釣りごっこをし、
集中して遊ぶこと20分。
子ども達が、遊びに飽きてしまい、釣り竿ではなく、その棒で戦いごっこを始めそうになった時、大人はどのような声かけをするでしょうか?
「危ない!」
「だめよ!」
そのように声をかける人が多いと思います。
しかし、その言葉がけはNG.
この言葉は、子どもの育つ力を奪ってしまいます。
では、どうしたらいいのか?
子どもの飽きた時の遊びをあらかじめ予測しておくのが大切なのです。
ここで誕生したのが「お掃除ごっこ。」
棒の先に、紙を細かく切ったものを丸めてテープで付けます。
保育士も、自分用に一つ制作しそれを持って、はたくふりをします。
「あ、ここが汚れている」
そんな言葉をかけながら。
すると、どうでしょうか?
戦いごっこをしようとしていた子どもの目が輝きだし、保育士の遊びを真似しはじめました。子どもは、棒=戦いごっこの概念しか知りませんが、他にも棒の活用方法がある事を教えていくことと、はたきという掃除道具があることを教えていくのは、子どもの教養を育てることにも繋がります。
その後、子ども達は、自発的にごみが多くたまるような場所を見つけ出して、友達と一緒に掃除をし、楽しむ姿が…
ここまで、子ども達だけで、遊びが展開できたのであれば、もう大丈夫です。
遊びを子ども達だけで展開できたら、もう大人の手助けはいりません。
すべてにおいて、保育士や大人が先導してしまうのは、子どもの才能を伸ばすことができないからです。
子ども同士でそのはたきを持ち、
「ここも汚れてる!!!」と、話し合いながら、場所も保育室から廊下へ、そして玄関へと活動の場所を変えながら、掃除
ごっこを長い時間楽しんでいました。
保育の現場では、こうした仕掛けを作ることで子どもたちの能力が育っていきます。
仕掛けるのは私たち保育士。
アソシエでは、こうした面白い仕掛けができる保育士が沢山働いています。
保育の現場で、学校では教わらない保育を学ぶ。
あなたが持つ個性を子どもたちの前で開花してみませんか?