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音楽を通して子どもたちが学ぶものとは。
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2018.07.20
こんにちは。
アソシエインターナショナルです。
毎月1回行われているアクティビティ。
「音楽」「芸術」「運動」「英語」とその種類は様々。
その中でも、第一回目は「音楽(リズム&ミュージック)」にテーマを置いてみたいと思います。
講師の先生は、音楽大学を卒業なさっている岡崎先生。
保育士資格も持ち合わせていて普段は、保育の現場で先生としても活躍されていて、子ども達にも大人気。
子どもが着ていたキャラクターが描かれている洋服に目をつけて、そのテーマ曲を、即興でピアノで弾いたり、子どもの好きな曲をサラッと弾いてしまう姿に、先生のすばらしさを感じました。
この日のテーマは、音楽の「大・小」に合わせて、「止まる・進む」を楽しむものと、子どもが2人組になってカードを運ぶというもの、そして、鈴を拍子に合わせて鳴らすというカリキュラムでした。
先ずは、ピアノの音楽に合わせて歩き、止まる・進むを繰り返し楽しんだのですが、この「止まる・進む」は子どもには意外に難しかったりするんですよね。
しかし、毎月の積み重ねで子ども達も耳が鍛えられているのか、注意深く聞きながらピアノの音に合わせてしっかりと止まったり、走ったり楽しんでいました。
次に行われたのは、子どもがグループを作って一枚のカードを運ぶというもの。
小さな音楽が流れると、皆が一斉に蟻になって歩き回り、先生の声掛けで2人のグループを作って、カードを運ぶというもの。
ただ運ぶだけではなく、二人組で手と手を重ねて、その上にカードが置かれ、落とさないように運ぶ。
一見、単純な動きに見えますが、これが非常に難しい。
しかも、音楽に合わせて運ぶのですが、2つのことを同時に意識するのって、大人でも難しい内容です。
しかし、ここで学ぶのは
・リズム感
・考える力
・友達と協力する力(協調性)
なのかもしれませんね。
子ども達は、落とさずに目的地まで無事運び終えると安堵の表情をみせていました。
目標を達成力をつけさせるのは、「非認知能力」を育てることの一つともなります。
そして、最後は鈴を使って音楽に合わせながら、鳴らすというもの。
「鳴らす・止める」
これは、初めに習った、音楽を聴いて「歩く・止まる」という基礎動作や耳を鍛える力を学んでいないと、非常に難しいものとなります。
子ども達も、先生の音楽を聴きながら、鳴らしたり・止めたりを楽しんでいました。
楽器を扱うときには、その楽器に合わせた約束事がある事を教えていくのも、先生の仕事。
鳴らさないようにするには、どうしたらいいのか?
楽器を持つ手はどちらがいいのか…
などの基礎をしっかりと伝えていき、次回のミュージックの時間へ繋げていっているのだと感じました。
こうした積み重ねが、年長児になった時に様々な楽器を利用した合奏になるのではないでしょか?
私のように、音楽の基礎を学んでいない保育士でも、専門の先生の元で、音楽について学べることが非常に有難い時間だと思いましたし、この時間だけでなく、日々の保育の中でも、ミュージックで学んだことを子ども達と実践していくことが、子どもの能力をさらに生かしていくことにつながると感じました。
アソシエでは、このような子どもだけでなく、大人も勉強になるような時間(アクテビティ)が保育の中に組み込まれています。
是非、新人さんも経験のある保育士さんも、アソシエで一緒に働いてみませんか?