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日々の積み重ねから学ぶ食育の大切さ。
- 保育内容
2019.01.04
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
保育園は今日からスタート。
新年最初のテーマは「食育」です。
今回は、前回からの継続という事で第二青南保育室にお邪魔しました。
今年、赴任してきたYさん。
当初は緊張の面持ちで子ども達に対して、食育を指導していましたが、半年が経過すると、子ども達との距離もグッと深まり、より食育への関心や意識も深まっているように感じました。
この日のテーマは2つ。
・冬野菜の種類を知ろう
・お箸の使い方を学ぼう(第2回目)
冬野菜では、5種類の野菜が段ボール箱から登場。
大根・白菜・ほうれん草・小松菜・キャベツ…
先ずは、「似ているようで異なる物」として
子ども達にほうれん草と小松菜が配られました。
「2つは似ているようで、実は違うの?どこが違うかわかるかな?」
と質問されると
「におい?」
「いろ?」
「あっ、おおきさ?」
「こっちはみどりで、こっちはきみどり!」
などなど…の面白い質問があちこちから飛んできました。
しかし、鋭い視点を持つ子は、実際に見比べて、
「やさいのくび(茎)のおおきさがちがう!」
と、気づいた様子。
すると、皆は視点をそこにずらして、
「ほんとうだ!ちがう!」
と、その発見に喜んでいました。
続いては、大根。
「大根は、上が甘い・下は辛い。」
そんな話を先生に教えてもらうと、
「えー!だいこんってあまいんだって!」
「だいこんってあじしたっけ?」
「あー!おでんにはいってたのたべたよ。おいしかった。でも、あまかったっけ?」
と、大根を前に興味津々の子ども達。
大根のひんやりとした感触に
「気持ちがいいね!」と喜んで触っていた子ども達でした。
最後は、白菜とキャベツが登場。
こちらも似ているようで異なるものですが、キャベツと白菜の違いは理解しているようでした。
ちなみに、キャベツは「旬」の時期が2回ある事も先生から教わり、
「ママに教えてあげようっと!」
と話す可愛らしい姿も見えました。
一通り、冬野菜の紹介をしてもらうと、子ども達は
「ふゆのやさいって、みどりいろのものがおおいんだねぇ…」
と春夏秋冬で野菜の色が異なる事を、学んでいた様子でした。
最後は、お箸の練習を。
こちらも前回の続きで2回目。
箸の持ち方を、先生から直々に教わり、「自分で!」と頑張って持ってみようとする姿が、子ども達の成長を感じました。
小さなお皿2枚と、柔らかいスポンジが用意され、皿から皿へと箸でつかんで、移すのですが、非常に苦戦していた子もいれば、コツをつかんで、箸を上手に持ってスイスイと運ぶ子もいて、こうした積み重ねをすることが、正しい箸をもつ近道となるのでしょうね。
最近では、矯正箸で持ち方を身に着けさせることが多かったりしますが、こうした根本的な持ち方を身につけなければ、「正しくきれいに持つこと」は難しいと思います。
食育とは、食べるものだけにクローズアップされがちですが、実はそうではなく、食具の扱い方も指導していく事も、食育の一つなんですよね。
こうした積み重ねを、食育指導の時間だけではなく、遊びの時間にも取り入れて、継続してつなげていってほしいですね。
今年も、アソシエの保育園や保育士さん達の良さをどんどん発信していければと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。