- TOP
- >採用担当からのおしらせ
- >餅つき会から見られる、子ども同士のつながりとは?
餅つき会から見られる、子ども同士のつながりとは?
- 保育内容
- 施設紹介
2018.12.28
こんにちは。
アソシエ広報です。
今朝は、北風小僧がどこかにいるのでは?というくらいに、風が強い朝でしたね。
その風の強さに、「怖い~!」と泣き出してしまう子もいました。
さて、今回は都立大学にあるアソシエ柿の木坂マミー保育園を訪れました。
マミー保育園は、0歳児から就学前までの定員50名の目黒区認可保育所。
玄関に入ると、給食室が玄関からすぐの場所にあるからか、お給食の香りが、玄関いっぱいに漂っていました。
登園してきた、親子からも
「今日は、なんの給食だろ~!!」
と嬉しそうな会話が…。
そして、乳児クラス・幼児クラス両方から給食室がのぞけるようになっているのも、特徴の一つ。
「きょうのごはんはなんですか?」
と給食室の先生とダイレクトにやり取りができるのも、マミー保育室ならでは。
今回の目的は、「餅つき」に参加すること。
餅つき・鏡開きには、
・歳神様にお供えするお餅をつくので、年末に行う。
・歳神様にお供えするのが、この餅つきでついた餅で作った鏡餅。
・鏡餅のは神様が宿ると言われていて、神様の宿っている力をもらうために、鏡開きをしてみんなで食す。
のような意味があります。
餅つきがなくなったとしても、何らかの形で、日本の伝統行事を残していきたいですね。
今回は、食べるのが目的ではなく、つくことが目的の餅つき会。
出来立て熱々のもち米が運ばれてくると、子ども達は
「わぁ…いいにおい…」
と嬉しそう。
石の臼に、もち米が投下されると、先生たちが、先ずは杵を使って、もち米をつぶします。
「がんばれー!」
「ここもちゃんとつぶして~」
所々から子ども達の声援が。
もち米をきちんとつぶし終わると、餅つきの開始です。
「よいっしょ!よいっしょ!」
掛け声に合わせて、先生たちがつき始めると、側にいた女の子は、手を組み合わせて
「せんせい!おいしいおもちをおねがいします!」
と先生の有志を近くで感じながら声援を。
お持ちの形になると、今度は子どもたちの番です。
なんと、1歳児クラスの子ども達から小さな杵をもって、
「ぺったん。ぺったん。」
と、その姿がなんと可愛らしい事。
幼児クラスの子ども達が、
「だいじょうぶかな?おもくないかな?」
「だいじょうぶだよ。おれたちががんばればいいんだよ!」
なんて会話も聞こえてきました。
次々に順番が回ってきて、ついに年長さんの番が。
待ってました!とばかりに、大人と変わらないくらいの杵を持って
「とりゃ!ありゃ!」
などと声をかけながら、餅をついてくれました。
その意気込みが凄く、途中杵が飛んでしまうのでは!?と周りが心配するほど…
しかし、子どもたちなりに自分が課せられた「力量」が分かっているんだなぁ…と妙に納得してしまいました。
年中さん・年少さんの憧れの存在にもなったでしょう。
約1時間近くでしたが、子ども達もとても楽しそうで、心に残る会になったのではないでしょうか?
鏡餅の形に形成され、玄関に飾られるそうです。
たくさんの神様が、鏡餅に宿りますように。
最近は、衛生面などから「餅つき」が保育園の行事からなくなっていることも多く、既製品の鏡餅が飾られておしまいとなり、行事本来の意味合いが薄れ、継承されるのが難しい時代になっていますね。
しかし、マミーのように食べはしなくても「餅つき」の行事として残っているのは、大変うれしいことですね。
今年もあっという間に年末。
ブログを開設して半年が経ちました。
アソシエの様々な保育園に訪問し、発信してきたのですが、どこに行っても子ども達は無邪気で純粋で、偉大な存在だなぁ…と感じました。
その子ども達を、怪我の無いように、発達に応じて保育をしている先生達…。
「保育士という仕事が憧れの職業になるように…」
その思いで保育をしている姿が、日々の保育から犇々と伝わってきました。
アソシエも本日、仕事納めです。
2019年も皆さんにとって良い年となりますよう心より願っております。