- TOP
- >採用担当からのおしらせ
- >男性保育士のミーティングに参加してきました。
男性保育士のミーティングに参加してきました。
- 社員インタビュー
- 保育内容
2018.12.11
こんにちは!
アソシエ広報です。
突然ですが、皆さんは保育士全体での男性保育士の割合をご存知ですか?
なんと、3~4%ともいわれています。
その少ないはずの男性保育士の割合に驚くのが、アソシエの保育園。
アソシエの男性保育士の割合は、なんと全体の約10%!
今回は、第二青南保育室で行われた男性保育士のミーティングに密着しました。
11月に着任した男性副園長は、保育士歴17年。
様々な保育園で働いてきた経験や体験を糧に、後輩保育士の指導を含め、意識改革のためにこのような会を月一回開きたいという思いがあったそう。
その記念すべき第一回。
今回のテーマは、ずばり「保育の質」について。
私たちが普段何気なくしている保育。
子どもの成長に合わせて日々、変化をさせながら保育できているのか?
例えば食事。
最近は、この食事にクローズアップされることは多く、無理に食べさせて窒息するなどの事故も起きています。
特に、味覚が発達し始めている1歳や2歳。
この「食事について」着目して話が進められました。
女性保育士も交えて大人数で行えば様々な意見を拾う事もできるのですが、男性同士だからこそ意見が出しやすかったり、気づくこともあるようです。
今回は、1歳児担任からでた、
「子どもが食事をする前に、予め減らすことも大切だけど、同じ量を盛られていなかったと子どもが気づいたときに、子どもは悲しまないか?きちんと目線に立てているのか?」
という意見が掘り下げられ、話は展開。
フリー保育士は
「確かに減らすことは大切。でも、食事は『目で見て、舌で味わって楽しむ』を重視するのであれば、配膳した後に減らしていくほうが、子どもの目線に立つ考え方なのでは?」
2歳児保育士は
「そもそも苦手な物が食卓に並べられた時に、子どもは食欲自体が減退してしまうのでは?その配慮として、減らしてからの提供も大切なのでは?」
4歳児保育士からは、
「食事で苦手な物を食べさせることが本当に子どもにとっていい事なのか?食べさせることで、保育士が満足したい!と、自分の価値観になっている気がする…」
と話が展開し、全員で意見を出し合いながら、最終的には
・子どもに無理強いをさせない
・ひとり一人の気持ちに寄り添う
・見た目が大切なのであれば、事前に減らさず、子どもと対話しながら減らしていくことも一つの考え方
という内容で意見がまとまりました。
ミーティング後に男性保育士たちに話を伺ったところ、
「普段男性同士が話せる場が多くはないので、こうした場があると積極的に意見交換ができ、自分の足りない部分への気付きが生まれるので定期的に開催してほしい。」
とのこと。会議ではなかなか発言しづらい保育士にもこの会はいい作用を生んだようです。
最後に、副園長に今回のミーティングを終えての話を伺うと、
「会を通して、男性保育士の本当の姿が見えた気がします。同性だから話しやすい部分もまだまだ多く、本音で語り合いながら、今後も男性保育士が働きやすい環境を整えていきたい。」
とのことでした。
アソシエは、性別に関わらず保育士の採用を行っています。
ただ人を増やすことが目的ではなく、子どもたちの保育に関わる保育士自身を育てたいという想いがあります。
今回のような「男性保育士の保育の意識・質を高める会」などメンバーが高い意識を持ち続けられるような取り組みを独自に考えていくことで、
いつか管理者の立場になった時に更なる意識改革を行っていけるよう”根っこ”を皆で育てられたら良いですね!