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紙粘土の恐竜づくりに初挑戦!
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2018.12.07
こんにちは。
アソシエ広報です。
朝晩の冷え込みが厳しくなりましたね。
さて、先日アートのアクティビティに参加しました!
今回は、紙粘土を使った恐竜づくり。
先生が、どんなものを作るのかを子ども達に話し、紙粘土を渡していくと、
「わぁ、このねんどプニプニしていてきもちいいよ!」
と先ずは、その感触を楽しんでいました。
そこから、四角い粘土を先ずはこねて柔らかくするんですが、ここまでは普段、粘土の活動などで慣れている子ども達は、お手の物。
しかし、この粘土に色付きの粘土を少しづつ混ぜて、色を付けていくんですが…
至難の技。子ども達は、なかなか色が混ざらない粘土に
「せんせいむずかしい!」
「やってー!」
と、苦戦している様子。
この混ぜている時の、マーブリングが一番きれいなのですが、子どもにとっては、
「混ぜる、こねる、丸める」で精いっぱい。
しかし、少しづつ真っ白い粘土に色が付き始めると。
「きれいになってきたぁ…」
と、変化を楽しむ姿も…。
手で擦りながら、細く長い恐竜の身体を作り、
「ほら!〇〇パンつくったの~!!」
と、嬉しそうな会話も聞こえてきました。
(本当は恐竜の身体だったのに、いつの間にかパン屋さんに…子どもの発想って面白いですね。)
身体が作り終わると、今度は木の枝を折って、恐竜の形作り。
枝を折るときの音が「ポキポキ」鳴る様子を注意深く聞き、
「あははは~!へんなおと~!!!」
と、音一つとっても、子ども達には新しい発見。
折った枝を粘土が乾かないうちに、身体に刺しこんだのですが、枝が足りなくなってしまう子も多く、ここで、感覚で作る子、計画性をもって作る子など色々な姿が見られました。
ここで、完成した作品を前に子ども達にインタビューを。
・作るときに何が一番大変でしたか?
「しかくいねんどをまるくするの『て』がつかれた。」
「ねんどにいろをつけるのがたいへんだった。」
「きがかたくてたいへんだった。」
・作るときに楽しかったことは?
「いろのついたねんどになっていくのがたのしかった。」
「ねんどがつめたくてやわらかかったの!」
「きを『えい!』っていいながらおったの!!たのしかったよ!」
この活動を通して驚いたのは、普段は大人しい子が、意外にも大胆な作品を作りあげていたこと。
言葉や態度では表現として出しにくい子も、作品になると自由に表現できることがあり、保育士側も子どもの何を伸ばしていけばいいのかが、作品から汲み取れますね。
完成した作品を直ぐに飾るのがアートの先生の思いの一つ。
「作品をその日に飾る事で、子どもも大人もみんなで認め合う。」
認められることは、自己肯定感を育てる事にも繋がります。
特に、幼児期はこの肯定感を育て積み重ねていく事が大切なんですよね。
色とりどりの恐竜たち。
その恐竜を持ち帰るときに、子ども達から
「このこどこにおこうか?」
「わたしは、ねるとこにある、めるちゃんのとなりにおくの」
「にげないようにはこにいれなきゃ!」
と、面白い話に、子どもの発想力や物を大切にする思いは大人以上だなぁ…と話を聞きながら感じました。