- TOP
- >採用担当からのおしらせ
- >異年齢児保育だから育つ「非認知能力」。
異年齢児保育だから育つ「非認知能力」。
- 保育内容
2018.10.12
こんにちは。
アソシエ広報です。
秋が深まり、過ごしやすい季節になりましたね。
保育園でも、暑い夏が終わり、戸外で遊ぶことが多くなりました。
今回は、「散歩」に同行し、子どもたちがどのように過ごしているのかを調査してきましたよ。
この日は、異年齢(3・4・5歳児クラス)でのお散歩。
目指すは2キロ先にある公園です。
秋という事で、「どんぐり」「銀杏」「松ぼっくり」など…歩いているときに子ども達を誘惑するようなものが落ちていて、
「あっ、こんなところにどんぐりが落ちてる。」
「このどんぐり帽子かぶってる」
「この臭いのなんのにおい??」
「銀杏だよ。」
「えーーーー!!」
と、会話を楽しみながらだと、目的地に到着するのはあっという間ですね。
今日は、お兄さんお姉さんがリードしてくれているので、年少児も嬉しそう。
公園では、大きな芝生の斜面を思うままに転がったり、駆け下りたり上がったり…足腰を使いながら楽しむ子ども達。
3歳児の子が、
「こんな風(おしりを地面につけて)に滑ったら楽しんじゃない?」
と、おしりを芝生につけて、一生懸命滑っていました。
が、思うように滑らず…
すると、4・5歳児の子がシートをバッグの中から見つけ、
「これで滑ってみたらいいのかも?」
とシートに座って、試す姿が。
それでもなかなか滑ることができず、二重にしてみたり、乗る人数を変えてみたり…。
最善の滑り方を見つけ出すと、子ども達は順番にこの
「芝生滑り」
を楽しんでいました。
さて、ここの公園には楽しみがもう一つあります。
「バルルルルルルルルルルルル」
遠方の方に、子どもが大好きなヘリコプターが。
少しづつ近づくと、「わ!!!ヘリコプターが飛んできた!!」といって大興奮。
すぐ裏にある滑走路に着陸すると、子ども達は
「みて!!!」
とすぐに駆け寄り、ヘリが着陸する様子を真剣に見ていました。
もっと近くで見たい子がいたのですが、側にあった木の幹に
「登ってみよう!!!」
と提案が。
ここでも、5歳の子が筆頭になって、
「どうしたら登れるのか?」
「登るにはどうしたらいいのか」を話し合い、子ども達だけで登り方を考えていました。
そこで感じたのは子どもたちの「自ら育とうとする力」。
保育士に「先生登らせて!!」と訴えるのではなく、考える・知恵を出し合う。
そして、何が最善かを目標に向かって試行錯誤する。
これが、学習だけでは養う事が出来ない「非認知能力」の向上にも繋がります。
異年齢で関わっているからこそ、年長児は年少児の要望を叶えてあげたい!とより大人に頼らず、自分たちで考えようとし、その中で「考える力」が養われる部分もあるのではないでしょうか?
このように、散歩の先で遊びを楽しみながらも子ども達は、人間力を学んでいっています。
子どもが学んでいる姿を間近で感じることができるのも保育士の魅力の一つ。
是非、アソシエで働きながら子どもの可能性を広げるお手伝いをしてみませんか??