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アソシエ八雲ママン保育園をご紹介します◎
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2021.06.21
皆さんこんにちは!!アソシエ採用広報です。
今回は、目黒区にあるアソシエ八雲ママン保育園へお邪魔しました。
昔ながらの商店街やお寺などを抜けてしばらく歩くと保育園が見えてきます。静かな環境下の中にある保育園は、周りに様々な公園もあり、天気の良い日はお散歩などが楽しめそうです。私が訪れた時間は、ちょうど子どもたちが保育園に登園してきたタイミングだったので不安そうな子もいましたが、玄関に飾ってある4歳時児が作成した作品に触れると、保育園スイッチが入るのか元気な声で「おはよう!」と先生たちに声を掛けていました。
雲の上をイメージした園舎
八雲ママン保育園は、雲の上をイメージした作りになっています。園舎内の天井はすべて星になっていて、見上げると星空が広がります。壁の模様は雲の波をイメージしているので、畝る曲線を見ていると本当に雲の上にいるかのような感覚になりました。
階段には、アクテビティのアートで0・1・2歳児が染色した作品と、幼児クラスが作成した粘土でできたお皿に色を付けたものが飾られていました。ただ飾ってあるのではなく、子どもたちが作品を作る過程も写真と文章できちんと掲示されていて、子どもたちの取り組む意欲などがそこから伝わり、「あぁ…こういうこともできるんだ!」と子どもたちの成長などがわかりやすく掲示を通して学ぶことができました。
子どもに無理のない保育を
4歳児クラスを訪問すると、食育活動の真っ最中。種から育てたラディッシュで、「はやくラディッシュのかおがみたい!」と言っていた子どもたちは、収穫したラディッシュをまるで赤ちゃんを抱っこするように優しく声をかけたり、手のひらで撫でたりと愛でる姿が印象的でした。
栄養士の先生からラディッシュがどの分類なのか?などの話が終わった後は観察画も描きました。葉っぱの枚数を数えて描き始める子、葉っぱがグラデーションで色づいていることに気づき、それをどうやって表現したら良いかを悩む子…色々な姿が見られましたが、そんな姿に先生がすぐに気づいてそっと寄り添いアドバイスしている姿が印象的でした。
完成すると、「ラディッシュにてがみかく!」と子どもたちが言っていたので、「どういうこと?」と子どもたちに質問をすると、ラディッシュから来た手紙を見せてくれました。
こうしたやり取りをすることで、子どもたちがラディッシュに対して愛情をもったり、「大切にしたい!」という気持ちが育つたのだと思います。日々の保育で子どもたちの興味関心をどう引き出すか?継続させていくか?これは、先生の仕掛けによって変わります。子どもたちひとり一人の特徴をしっかり捉えているからこそ、こうした姿が育つことを感じた瞬間でした。
「文字」に対して興味を持たせるのはどうしたら良いのか?と現場で悩む先生は多くいますが、こうした活動を通せば、子どもたちも自然に「文字」を学んでいきますし、子どもたちに無理なく保育を進められますよね。
今回は、栄養士のWさんと4歳児担任のSさんにインタビューをしました!
・保育園は働きやすいですか?
Sさん
「年齢的にも近い先生がたくさんいることや、何かに困った時にすぐ的確なアドバイスをくれる園長先生がいるのでとても働きやすいです。保育を運営する上での迷いもありますが、相談しやすい環境があることと研修が充実しているので、自分の保育観を高めることができるので、この会社で働けてよかったと思っています。」
Wさん
「現場の先生方と色々な相談をしながら食育の活動ができるので、とても勉強になっています。給食室は見えない部分が多いのですが、見えない部分を園長先生が可視化してくださるので、そういった意味でも働きやすさを感じています。」
・日々どんな事を大切にして働いていますか?
Sさん
「子どもたちの言葉や思いをしっかりと汲み取り、それを保育におろしていけるようにしています。大人は一瞬のように感じる1日も、子どもにとってはとても貴重な時間です。その貴重な時間を預かる私達がすべきことは、ドキドキしたりワクワクするような保育を展開し、子どもたちの中に眠っている才能を開花させること。毎日を子どもと真剣に向き合い楽しく保育できるよう心がけています。」
(子どもたちの作品が保育室の中には溢れていました。コーナーの中にあった額絵はなんと、子どもが描いた絵です。自分の描いた絵がインテリアの一つになるなんて子どもの肯定感が高まりますね。)
Wさん
「アレルギーをもつお子さんも多くいます。除去食に対しての知識を高めるために独学で勉強をしたり、保育士さんたちと情報を共有することを大切にしています。また、子どもたちが『食べる』という文化が希薄化しているので、『何故食べることが大切なのか?』などを子どもたちへ伝え、食に関して興味関心がより持てるようにしていきたいと思っています。」
・今後の目標を教えてください
Sさん
「今、玩具プロジェクトに参加しているのですが、このプロジェクトに参加することで、おもちゃに対しての見方が大きく変わりました。子どもたちの能力や才能がより高まるように、今後もプロジェクトに参加し自分の保育士としての質も高めたいと思っています。」
Wさん
「時間のある時に保育室へ遊びに行くのですが、子どもたちが『このごはんたべたよ!』と言ってくれることがとても嬉しいです。子どもたちのこうした声を聴くためにこれからも子どもたちへ向けて美味しい食事を作っていきたいです。また、園全体で菜園を増やし、食育の活動を沢山行っていきたいと思っています。」
(育つ過程が写真で掲示されていました。子どもたちが自身で振り返るという行動は、保育の中でも非常に大切になってきます。)
・どのような保育園を目指していますか?
園長
「開園して3年目を迎えました。私が心がけているのは、いつもとびきりの『笑顔』で職員や子どもたちに接することです。『笑う門には福来たる』と古くから言われていますが、子どもが不安なのはそこに笑顔がないからだと思うんです。笑顔があれば、子どもたちも自然と不安なく保育園で楽しい1日を過ごすことができると思います。笑顔で過ごすのにもう一つ必要なのは、仲間同士のチームワークです。ひとり一人の保育士の悩みに気づき、声をかけて一緒に乗り越えられるようフォローをしています。また、日々の保育を継続させて、『行事だから〇〇させる!』ではなく、普段の保育が行事に繋がるよう、子どもたちに無理をさせない保育を心がけています。」
今回は、アソシエ八雲ママン保育園に見学へ行かせていただきました。園長先生のお話にもありましたが、どのお子さんも笑顔で明るく「こんにちは!」と声をかけてくれたのが印象的でした。子どもが安心する環境を先生たちがしっかり作っているからこそなのでしょうね。また、各クラスのコーナー環境や、ドキュメンテーション、そして保育の「見える化」がしっかりと行われていました。
取材にご協力いただきありがとうございました!