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「おもちゃプロジェクト」の様子をご紹介します!
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2021.02.19
こんにちは!アソシエ採用広報担当です。
今回は、先月から始まった「おもちゃプロジェクト」の様子を取材しました。
何故、このおもちゃプロジェクトを始めようと思ったのか?プロジェクトを通して育てていきたいものはなにか?など、プロジェクトの様子とともに担当者にお話しを伺いました!
何故このプロジェクトを始めようと思ったのか
アソシエにはクレドが存在します。そしてクレドの中に「子どもが主体的に遊べる環境づくりをします」と書かれています。「では、子どもが主体的に遊べる環境とは何か?」「そもそもなぜおもちゃは保育室に必要なのか?」と、アソシエの保育園で働く職員と話し合いを行いました。その際「おもちゃ」に対しての「ねらい」や「思い」にばらつきがあり、そこで一度「おもちゃについてきちんと皆で学び直そう!」となり「おもちゃプロジェクト」が始まりました。
おもちゃプロジェクトの様子
プロジェクトのメンバーは、おもちゃに興味のある保育歴1年目〜7年目くらいの先生を中心とし、先ずは「何故子どもにとっておもちゃが必要なのか?」をテーマに座学とワークを通して学びました。
ワークでは「おもちゃをつかうにあたって『ねらい』をたてているか?」に対して自分の思いを紙に書き出し、テーマごとホワイトボードに貼っていき、皆が書いた付箋を共有する時間が。他の先生が書いた付箋を見ながら大きく頷いて共感したり、新しい発見に「あっ!そんな考えもあったのか!」と声に出す姿も見られました。
参加した職員からは「言葉では表現できないことも紙に書くと頭の中で整理ができて非常に良かった。」「他の先生方の思いを見て、おもちゃを使うねらいに関してこれであっているのか?と不安を感じていたけど、私だけじゃなかった。良かった!」と安心した様子が見られました。
プロジェクトを通して育てたいものとは?
プロジェクトの半分以上は座学とワークで構成されていて、ねらいは「発言する力」と「ファシリテーション能力」だそうです。座学では、講師が一人で話を進めるのではなく、参加した職員に意見を求める姿が多く見られました。「正解は無いから大丈夫!」と講師に言われると、緊張しながらも自分の思いを言葉にして発言し、発言が終ると毎回拍手が起こることで「あ!自分の思いを話すこと・伝えることって大切なんだな!」と感じたそうです。
参加した職員はフィードバック用のパワーポイントを作り、それを使って自園の職員会議で発表しました。「緊張はしたけれど、研修をすることで保育園の中で変化が見られ、それが自分自身の自信にも繋がった。やってみてよかった。」という感想や、経験年数が浅い先生からは「保育園で働いて1年が経とうとしているのですが、年度末にこうした大役が回ってきて、働くということに対して自覚と自信がつきました。これを基に来年は、よりよい保育を目指すために課題を自ら見つけて研修をしたいです!」というお話が聞けました。
1回目は緊張の様子がありましたが、2回目には仲間意識を持ち自園の手作りおもちゃを自ら資料として持ってきて皆で回覧をしながら「作り方教えてほしい!」「どうやって遊ぶの?」など和やかな雰囲気も見られるようになりました。また、座学では自ら手を上げて発言する力つき、プロジェクトを通して「自信」と「アソシエを良くしていきたい!」という気持ちが育っていることを感じました。
座学の後には、先生たち皆でボードゲームをして楽しんだり、保育園にあるもので実際にコーナー環境を作ったりと実技も楽しめるような内容となっていました。
体験をすることで学びの力はより高まります。今後も先生方がどのように成長をしていくのか楽しみですね!