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「夏まつり」を開催しました!
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2020.08.25
こんにちは!アソシエ採用広報担当です。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、今年は中止になった行事がありました。
その中で、「夏祭り」の開催について職員同士で協議した結果、ソーシャルディスタンスを含めたコロナ対策を万全にした上で開催することが決定しました。今回は夏祭りの様子をお伝えします◎
年長さんからすると最後の夏祭り。保育士から「夏祭りが開催される」と聞くと「よかった!」と子どもたちが喜ぶ姿が見られたそうです。今年は、「みんなで作り上げる夏祭り」がテーマでした。
夏祭りで販売する品物は、年長クラスだけではなく他学年の子どもたちも作ったとのこと。2歳児はマラカスを作り、その様子を職員に聞くと、「夏祭りがあるよ!」「お店屋さんのおもちゃをみんなでつくろうね!」と伝えると、子どもたちは日々の保育の自由時間で小さなペットボトルにストローやビーズなどを入れて楽しみながら作ったそうです。
お店屋さんの当日、年長さんは「ドキドキする!」「わくわくする!」と緊張していた様子でしたが、みんなで「いらっしゃいませ!」の練習を繰り返していました。
まずは、0歳児クラスの子どもたちがお店に入ってくると、「いらっしゃいませ!」
と呼びかけていましたが、大きな声で驚いている子を見て、「あかちゃんだからこえちいさくしよう!」と子どもたちなりにどんな声が良いのかを考えて、接客をしていました。
何を買ったら良いか悩む子には、傍に寄り添って
「なにたべたいですか?」
「なにかいますか?」
と声を掛け、一緒に買物をする姿も。
(年長さんの後について買い物する2歳児さん。とても微笑ましい光景ですね。)
きっと、自分たちも小さなときに優しくしてもらった体験・経験をしたからこそ、このような姿が見られるのでしょうね。
1歳児クラスは、担任と一緒に買い物に来たのですが、色とりどりの手作りおもちゃに目を輝かせて、「あれも!」「これも!」と選んで、両手いっぱいに持ち嬉しそう。
2歳児クラスは、自分たちで作ったバックからチケットを出して、年長さんたちに「これくださいな!」といえる子が多くいました。
幼児クラスは、買うものをもう決めていたようで、入ってきた瞬間から「これください!」と言ってバックに入れて、友達同士夏祭りを存分に楽しんでいました。
お店屋さんをする中で品物が思うように売れないと「どうしてこれはうれないんだろう…」「ここにおいてみたら?」
など売り方や配置を友達同士考える様子を見て、自分が売っているものがどうして思うように売れないのだろう…と振り返ることが出来るのが年長らしい姿だなぁ…と感じました。
(「じぶんでかえたよ!」と満足げな1歳児さん。1人でできたことが自信となり、自己肯定感を高めることへと繋がっていくのでしょうね。)
園長先生に今回、夏祭りを行うにあたり気をつけた点などをお聞きしました。
・夏祭りを行うにあたって気をつけた点はありますか?
「今年度はコロナ対策があったので、例年と違って保護者が参加できないのが残念でした。開催をするかしないか悩んだのですが、年長さんは最後なのでその思いを汲み取り、安全に行える方法で開催することを決めました。子どもたちが少しでも夏祭りを楽しめるように、子どもや浴衣が着れる職員は浴衣を着用してもらい、BGMでお囃子を流しました。また、夏祭り週間として夏祭りがある週の初めは、保育室の各場所にゲームなどのブースを置いて、夏祭りが楽しめるような導入を行っていきました。また、当日は保護者にも夏祭りをより楽しく感じられるように、夏祭りの様子を動画で撮影し、送迎の際に流したり、夏祭り用のフォトブースを作り、親子で楽しめるような環境作りもしていきました。これからは、コロナと付き合いながら、今まで通りの行事を行うにはどうしたらいいのか?を保育園として考えていかなければなりません。コロナだから中止にするのではなく、コロナだからこそどのように楽しむか?に重きを置き、職員と考えながら、日々保育をしていきたいと思います。」
コロナ対策万全の夏祭りを開催するため、子どもたちも各年齢入れ替え制に加えて、室内の換気、大きな声を出さないように声を掛けたり等、徹底的な配慮がされていました。
成長発達面では、4歳児クラスのお子さんが、かっこよくお店屋さんを行う年長さんの姿を見て、「ねんちょうさんになったらちょこばななうりたい!」など次年度への憧れを抱く子もいました。行事は子ども自身が成長をするいい機会でもあると今回改めて感じたと共に、コロナだから中止にするのではなく、こうした体験から学ぶ子どもの成長を大切にし、安全面に配慮しながら子どもたちが楽しめる方法で行事を開催できるといいですね。