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「子どもの人権」研修を実施しました!
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2020.07.30
こんにちは!アソシエ採用広報です。
先日、保育園で「子どもの人権」について研修が行われましたので今回はその様子をお伝えしたいと思います!
研修は、密にならないよう10名ずつ参加で3回行われました。
先ずは、日々の保育で私達がどのような声掛けをしているのかを音声で振り返り、子どもたちに対しての言葉がけが「子どもの人権」を守ったうえでの言葉がけになっているのか?を話し合いました。その後は「私が考える人権」をテーマに保育の中で大切にしたい・大切にしていることを付箋に書くワークが行われ、書かれたものをピックアップして話を掘り下げ、今保育園で何が足りないか?何を大切にしていくべきなのか?などの話し合いが行われました。
その中で、3グループ共通して「食事」のあり方が話題としてあがりました。園長先生からの「どこに保育のゴールを置くかで、中身や進め方は変化して来ると思う。」という一言に、食事に関してのマニュアルを作成することが混乱を招かない保育になるのではないか?と話が進み、今後1年をかけてマニュアル作りが行われることになったそうです。食事だけでなく、様々な保育に関しても見直しを進め、子どもたちがより良い保育の中過ごせるように配慮していきたいと話されていました。
最後は、働く私達の「権利」はあるのか?大切にされているのか?という話になりました。働く側の権利が尊重されれば、必然的に子どもたちの権利も大切にしていくことができるのでは?という意見もありました。アソシエは働きやすいか?という質問には、ほとんどの先生方が「土曜に出勤しても、平日に休みは必ずある。」「休憩が1時間しっかりとれる環境は有り難い。」「ここを改善してほしい!という要望にも真摯に向き合ってくれる!」など会社に自分たちが守られていることを感じるという意見を聞くことができました。
今回、研修に参加した先生方にもお話を伺ってみました。
幼児クラスC先生
「人権とはなにか?考えれば考える程わからなくなりましたが、子どものやりたいことだけを権利として受け取るのは果たして本当に正しいことなのか?私達は、専門の知識を持つプロです。子どものゴールを見据えて、導いていくには、時に権利を通せないこともあると思います。でも、困ることが目に見えていれば、やはり困る前に助けることが私達の『権利』であり『使命』だと思います。今回参加して改めて自分の働き方に立ち返ることができました。」
乳児クラスM先生
「乳児と幼児では、『権利』に対しての考え方や捉え方が違うことを付箋を見ながら感じました。幼児の先生方がこのような思いで目標を持ち保育をしているのであれば、私達乳児クラスの職員も一丸となって、幼児クラスに向けて段階や目標を考えて保育していかなければならないと改めて考えさせられました。」
園長先生
「子どもはどの子も『権利』をもっています。子どもだけでなく、ここで働く職員も同じです。子どもの権利を守るためには、まず職員の権利を守ることが私は大切だと思い、日々一人ひとりに気をかけなが仕事をしています。職員が苦しんだり悩んだりしていれば、誰よりも早くに気づき、ケアをし、みんなが『ここで働けて本当によかった!』と思えるような保育園をこれからも目指していきたいと思います。」
今回は、看護師の先生が皆さんの意見を聞きながら、その場で模造紙に書くグラフィックレコーダーに初挑戦しました。聞きながら要点を的確にまとめ、紙に書く姿に感心しました。その場で仕上げることで、翌日には研修を行った様子を保護者にも掲示ができる利点があります。保護者の方々も、模造紙を見ながら「こうした研修が行われていて、保育士さんの『質』の高さを感じられます。」や「子どもの『権利』について考えたことはなかったけれど、これを機に家庭でも話し合ってみます。」などの声を聞くこともできました。
取材にご協力いただいた皆様、ありがとうございました!