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アソシエ柿の木坂マミー保育園の「おたのしみ会」に参加しました!
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2020.03.04
こんにちは!アソシエ採用広報担当です。
先日開催された、「アソシエ柿の木坂マミー保育園のおたのしみ会」に参加してきました。
園舎ではなくマミー保育園の近くにある目黒パーシモンホールで開催されるということで、どんな会なのか楽しみにしながら伺いました。
会場に到着すると、すでに子どもたちが年齢ごとに整列している最中でした。
いつもと違う雰囲気に緊張する子、泣いてしまう子…様々でしたが、保育士が丁寧に対応して子どもの不安な気持ちを受け止め、いざ会場の中へ。
トップバッターは、0歳児。
一番小さいクラスながらも、緊張したり泣き出すことなくいつものように歌をうたったり、友達が足を鳴らせば一緒になってやってみたり…保育士がそばにいることでとても安心した様子でした。
最後は、鈴を持って上下左右に鳴らす姿がとても可愛かったです。この1年で一人でできることが増えて、子どもたちも楽しんでいる様子でした。
続いては、1歳児。
1歳になると周りをとても意識する年齢になるので、幕が開いた瞬間に大勢の人がいることに緊張して不安になる様子が所々で見られました。
「きらきらぼし」は、その緊張からか気分がのらない子もいましたが、「バスにのって」でハンドルが配られると、気持ちがハンドルの方に集中し、ピアノのリズムに合わせて上手に身体を揺らしながら楽しんでいました!
乳児クラス最後は、2歳児です。
0歳と1歳でこんなにも成長に差があるんだ!と実感しながら観ていたのですが、続いて2歳になると更に違いを感じます。
普段の保育でもごっこ遊びが取れ入れられていたためか、子どもたちが無理なくセリフを言ったり、表現あそびを楽しむ姿が見られました。セリフ→歌→セリフ→合奏と乳児クラスから幼児クラスに向けての集大成が発表される内容になっていることに感心してしまいました。
続いては幼児の部。
4・5歳児による合奏からのスタートで、ここではブンネという音楽を通じて身体的な能力を高める効果があるといわれているスウェーデンのメゾットを披露。今回使われたのは「スイングギター」というもので、2人で一つの楽器を演奏していました!
前に立つ保育士の指揮をよく見ながら、ハンドベルを慣らしたり、ブンネを演奏する姿は、幼児クラスならではの演目だったような気がします。
3歳児の劇は、「てぶくろ」。
自分たちで演じたい役を決めて、動物の表現などもどうしたらよりそれらしく演じられるかを研究したそうです。
自分の立ち位置がしっかりと理解できていて、セリフ+表現+歌を披露してくれました。配役ごとに個性もあり、元気にセリフを言う子、シャイな子…子どもの様子から、「声を大きく出して!」というプレッシャーなどもなく普段から子どもらしい姿を大切にしていることが伝わってきました。
4歳児は、「ブレーメンのおんがくたい」。
3歳よりも少し長いセリフに挑戦し、長い歌+表情や表現+セリフと更にグレードがあがりましたが、やはりここでも子どもたちは、緊張せずのびのびと楽しそうに演じていました。
途中、舞台の上でセリフがわからなくなってしまう子がいたのですが、そんな時も保育士がさりげなくアシストをしている姿を見て、子どもの気持ちに立ちながら日々保育が行われていることを感じました。
そして最後の劇は、5歳児です。
5歳児は、夏祭りの時に、海賊から手紙が届いたそう…そこから今回の劇へと発展したそうです。こうした子どものやる気を引き出す導入ってとても大切ですよね。海賊を演じた子どもたちは、声のトーンから仕草からセリフまで勉強したのでしょう…本物の海賊になりきる姿がとても印象的でした!
劇のナレーションも子どもが行いました。ページ数にして2ページくらいでしょうか?長いナレーションにも物怖じせず、堂々と話す姿に周りにいた観客のみなさんも感心していました。どの役柄もすべて適役で、子どもたちの特性をしっかり活かした劇になっていたからこそ、自信を持って堂々と演じられたのだと思います。子どもの個性を保育の中で見出し、配役・構成していくことも大切な保育内容の1つですね。
最後は、幼児クラスの合唱「マミーとママンのうた」。
園歌として保育園でうたわれているこの曲は、小さなクラスのときからずっと聴いているので、在園している子どもたちだけでなく、卒園児や保護者含め会場全体で歌われていました。こうして歌が引き継がれていくのですね。
今回の題名「きみとぼくのはっぴょうかい」は子どもたちが考えたそうですが、この会場の雰囲気を見て正に「みんなのためのはっぴょうかい」なんだなぁ…と感じました。
トータルで約2時間、子どもたちに無理のない内容だったのではないか?と思います。
「劇」という一つの出し物の中で子どもの成長を感じ取ることができました。あれもこれもと出し物を増やして子どもや保育士にプレッシャーをかけることなく、1つのことを掘り下げて行う大切さを改めて感じました。
また、幕間ごとに園長が各クラスの思い・子どもの成長段階・演目のねらいについて説明してから開始されました。園長を含めた職員全体が日々の保育の中で子どもに近い存在であるからこそ、各クラスの想いをしっかりと汲み取り、こうした素敵な発表会が完成することも学ぶことができました。
アソシエ柿の木坂マミー保育園の皆様ありがとうございました!