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「6/19 FJ緊急フォーラム 【日本の保育は保育ボスが変える】」に代表の内山が登壇しました!
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2019.06.21
こんにちは!アソシエ広報です。
突然ですが、皆さんは「保育ボス」という言葉をご存知ですか?
■保育ボスとは?
高い保育の質の向上を目指す努力と取り組みを行い、保育施設で働く一人一人の想いやワークライフバランスを意識し、自らが保育という仕事にプライドと責任を持ち人生を楽しむボスを表します。
今回、6/19(水)にNPO法人ファザーリング・ジャパン主催「FJ緊急フォーラム 【日本の保育は保育ボスが変える】」が文京シビックセンターで開催され、アソシエ代表の内山が登壇するとのことで取材に向かいました!
プログラムのはじめは、ファザーリング・ジャパン代表理事の安藤哲也さんより、「なぜ今この時代に保育にもボスが必要なのか?」というお話から。
印象深かったのは、「保育園は、子どもだけが育つ場所ではなく、親も育つ場所である。ただ、近年感じるのは保育園によって空気感が異なるということ。そして、親が保育園を選べない。この保育界にも時代を引っ張っていくボスが必要!」という部分です。
保育業界は園によって運営も理念も全てにおいて異なることが多く、そのバラつきに困惑してしまう保育士が多いのも現状です。ならばベースを整えて統一化し、子どもも保護者も、そして保育士も働きやすい環境を作っていこうというお話でした。
続いては、ファザーリング・ジャパンの顧問である、小崎恭弘さんのお話。アソシエでは保育士向けの研修講師を務めていただいているので、ご存知の方も多いと思います。
10月の保育の無償化に向けて、保育業界がどのように変化をしていくのか?という投げかけからのお話でした。実際にとある市では0歳〜5歳の無償化を行っていますが、小崎さんはここで「無料のものは大事にしない。これからの保育で何が大切なのかを考えていかなければならない。」と感じたそうです。
また近年、保育園は増えるが保育士の人材育成が追いつかず、東京では保育士を取り合っており、保育の理念よりも賃金のほうが重要視されてしまっていることから、「保育ボスの必要性は人材育成や働き方、保育士不足の対応についても重要な役割がある。」とも話されていました。
続いては保育の質のお話。保育の質については世間でも話題になっていますが、どうして保育の質が大切なのでしょうか?
それは小崎先生のお話にあった、「小・中・高・大学も同じ文言で教育をする。日本で一つの理念で教育をつなげていく。教育に縦軸が入った。その縦軸のスタートに幼児教育がある。それほど幼児期はとても大切な時期であることを感じてほしい。」というお話に答えがあるように思います。
続いて、アソシエ代表の内山の登壇です。
内山は今から10年程前に自らプロデュースした認可保育園を開園し、その後、大規模展開をしている保育園で取締役を担いました。大規模過ぎることで、現場で働く保育士のみなさんがどのように働いているかを実感しづらいと感じ、「もっと保育士のみなさんの近くで運営をしていきたい。」その思いからアソシエにジョインしました。そんな内山のモットーは、「保育はドミナント、子どもの手を引いて歩ける範囲で保育園を展開していきたい。」です。
アソシエの保育園のほとんどは目黒の本社から近い場所に展開しています。アソシエで働く職員がもし異動をしても通勤に時間がかからないようにと、働く職員へ徹底して配慮していることが理由の一つ。そして、少子化を視野に入れており、
「人気のあるエリア=その場所に住み続ける人がいる=子どもがいる=保育士の永年勤続が可能」
と考え、職員が安心して長く働けるように意識をしていると話しました。
保育士の離職原因に多い変形労働時間については「早番・遅番」を有資格者の非常勤職員で補うことでなるべくコアタイムを中心とした勤務とし、働きやすい環境を整えていることを説明しました。
アソシエで働く職員からも、「以前は、休日が思うように取れなかったけれど、アソシエではきちんと休日が取れるし、書類を書く時間も確保してくれるので残業も少ない。以前の職場とは違う。」という声が上がりますが、保育士一人ひとりを大切にしていることがアソシエを選んでいただける理由なのかもしれませんね。
最後に、
「私は、採算性が無い仕事はしない。利益損失が生じたら、誰が働いている保育士を守るのか?私は、自社で働く保育士やその家庭を守り続けたい。だからこそこの信念を大切にしている。」と話しました。
後半は、小崎先生とのディスカッションで、さらなる保育士の今後について展開されました。
子どものため、保護者のため、地域ために「アソシエで働く職員を幸せにしたい」という代表の想いを、具体例をもって実感する講演となりました。
以上、「FJ緊急フォーラム 【日本の保育は保育ボスが変える】」についてお伝えしました!