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保育の現場に入り20年。男性保育士であり続けるためには?
- 社員インタビュー
2018.08.17
こんにちは。
アソシエインターナショナル広報です。
今回は、男性保育士の今後について追ってみました。
8月に入職した齋藤さん。
保育士歴は、なんと20年!!
保育の現場で感じたこと。保育の今後について併せて伺ってみました。
・保育士になろうと思ったきっかけを教えてください。
「昔から子どもが好きだったのが一番のきっかけです。学校を卒業して、さてどうしようかと考えているときに、たまたま住んでいる区の広報をみたら「男性保育士」の募集が書かれていました。これは何かのチャンス!!と考え気づいた時には、応募していました。結果、見事に合格したんですが、なんと住んでいる区の男性保育士の第一号だったんです。公立の保育園だったのですが、入社3年目で「気になる子」の応対がきっかけで、育成の担当になりました。その後は、現場で保育士として働きながら気になる子のケア、その子を取り巻く周りの大人のケアもしてきました。そうしたやり取りの中で、保育士というのは、子どもだけを見るのではなく、周りの人にも目を向けていかなければならない仕事なのだとも感じました。やりがいを感じ、これからだと思っていた矢先…体調を崩し、病に伏してしまったのです。長期にわたる入院が必要となり、本当は続けたかったのですが、退職をせざる得なかったんです。」
・その後はどのような働き方をしてきたのでしょうか?
「一か所で留まって働くのが嫌だったので、色々なところを見ようと思い派遣の登録を行いました。10年間で25園~30園位の保育園をみてきたでしょうか。本当に保育園によって色々な園があるなぁ…なんて感じました。でも、どこの現場でも変わらないのは子どもの可愛さです。日々、異なる場所で働くことに不安を感じたりもしましたが、その不安や戸惑いこそが自分のスキルアップにつながるんですよね。保育の現場は、慣れ過ぎてしまい向上心を失ってしまう人が多い気がします。しかし、この向上心を高くすることが、保育の質を良くしていくことにも繋がると思うんですよね。」
・アソシエの保育園を選ばれた理由を教えてください
「アソシエは全体の10%が男性保育士だという事。でも、一番ビビビッ!と来たのが、アソシエが掲げているクレドに「地域の皆さんと一緒に~」という内容があり、私自身が考えている保育観が、「地域」や「大人」と一緒に…だったので、是非アソシエに入りたい!!と感じ、選びました。」
・齋藤さんの保育観を伺ってもいいですか?
「最近、ニュースを見ていると子どもと大人の距離がどんどん広がっている気がするんです。それではやはりだめなんですよね。子ども時代の体験は、大人になってからの人生を左右します。だからこそ、大人が大人だけの世界を作って楽しむのではなく、大人がもっと子どもに寄り添って考えていかなければならないんです。私は、保育の現場でも、常に子どもの目線に立って、この子は何をしてほしいのかな?どうしたら喜んでもらえるのだろうか?と考えています。私自身が、人に対して何でもしてあげたくなる性質なので、手が人一倍かかる子が私の元へ来る事が多くて…。それが私の運命なんだと感じる日々です。」
・実際に現場に入ってみてどうですか?
「地域性もあるのでしょうか?とにかく個性が強い子が多く、クラスによってカラーが異なり、接していて面白いです。そして、一番に感じるのは、先生たちが穏やかな事。子どもを「待つ」というのを大事にしていて、保育の現場は時間が勝負で焦らせてしまう事が多々あるのですが、そういったこともなく、見守っている保育士さんが多いのには感心をします。その姿を見て、アソシエのクレドにある「子どもの思いや欲求を受け止め応えます。」をきちんと守りながら保育されているんだと感じました。」
・踊ることが得意だと伺っていますが、趣味はダンスなんでしょうか?
「学生時代から、身体を動かすのが大好きでした。ある事がきっかけでダンスグループに夢中になり、そのグループのダンスを真似して踊ることがいつの間にか趣味になっていました。アソシエは、年間休日数も多く、土曜の出勤も少ないのでオン・オフをしっかりと分けられるのも嬉しいですね。リフレッシュできれば、それが日々の保育の活力にも繋がります。また、ダンスで学んだもの(踊りも勿論ですが、隊列作りなど)を保育の現場におろせることもできるので、保育の現場で趣味が非常に役に立っています。」
・これからの目標があれば教えてください。
「保育士歴20年を迎えて、これからは主任という業務に就くのですが、その中で保育者や子ども、そして保護者とより良い環境を作って行きたいです。そして、私自身は子どもにとっても、大人にとってもどちらにも近い距離の人間であり続けたいと思っています。そして、大人が子どもに近い距離でいることの大切さも同時に伝えていきたいです。」
・アソシエに入職したいと考えている方に一言お願いします。
「子ども達と一緒に成長したい。常にしっかりとした保育観を持っている方。アソシエならその夢が叶います。気になったら是非、見学でもいいのでアソシエに連絡してみてください。」