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男性保育士が働きやすい環境とは?
- 社員インタビュー
2018.07.06
今回は、7月に入社した男性保育士さんに突撃インタビューしてきました。
サッカーとサーフィンが大好きだと言うNさんは、とにかく子どもが好きだそうです。
子どもと真摯に向かい合う姿も微笑ましく、子ども達自身もNさんの存在をしっかりと受け入れている様子が、関わりの中から感じました。
なぜ保育士を目指そうと思ったのか?
アソシエを選んだ理由とは?
この2つを中心に話を進めさせていただいたのですが、回答の内容に、私自身も驚きと新たな発見がありました。
・現場に入って一週間が経ちましたが、環境に慣れましたか?
「子ども達の個性があふれているクラスで、初日からとにかく子どもの名前と、特徴を覚えることで精一杯でした。子ども達の方がすぐに慣れてくれて、それだけは救いだったと感じます。これから、子ども達の成長を見守りながら一緒に成長していきたいと思います。先輩方も気さくに話しかけてくれたり、指導をしてくれたりと、働く上での環境面も充実しているなぁ…という印象です。」
・では、本題に入りますが、Nさん自身が保育士になろうと思ったきっかけは何でしょうか?
「私は、学生時代にカンボジアに留学していたことがありました。カンボジアという国は、貧困層で、学校に通えず道などで商売をしている子が多くいます。その時に、子どもとの交流があったのですが、交流を深めているうちに、「将来は、子どもに関する仕事がしたい!」と強く願いを抱くようになりました。カンボジアで子ども達と遊んだ経験と、実際の保育現場では環境が大きく異なりますが、「子ども」と関われる喜びは一緒です。また、保育の現場では、子どもの成長を間近で感じられるのが、私としては、保育の現場に入って良かったと感じることの一つです。」
・アソシエの保育園を選んだ理由は何ですか?
「アソシエの約束に書かれている『子どもたち一人ひとりの心に寄り添い、 生きる喜びと生きる力を育む。』という一文に心を惹かれました。また、男性保育士が多く働いているという事も理由の一つです。実際に、第二青南保育室は、男性・女性と休憩室が分かれているんですが、男性同士で日々の仕事の悩みを相談しあったり、趣味の話で盛り上がったりと、保育室では普段話せないような話を、リラックスした環境の中で話し合えるのは、新しく入った私からしても、とても有難いです。」
・制服を支給してもらえるのも選んだ理由の一つ
「今までの保育園は、エプロン、洋服は自分で用意していました。毎日洗濯していれば、洋服も消耗します。破れたり伸びたりすれば、自分でまた買って用意する…保育士の賃金は低く、その中から捻出するとなるとかなりの出費になります。しかし、こうした制服を支給してもらえるというのは非常に有難いです。制服がある事で、より一層洋服の心配をせずに子どもたちとのびのび遊べるようになりました。さらに、幼児クラスはエプロンの着用が自由なので、保育の中でエプロンによって動きが奪われていた自分としては、ここも有難いと感じました。」
・保育の中で心掛けていることは?
「子どもは、本当に素直。泣いたり、笑ったり、怒ったり…。でも、それが子どもなんですよね。私が心掛けているのは、先入観を持たない、大人目線になりすぎないという事です。子どもと一緒に悩んで、本来はこうなるかもしれないけれど…実際にやってみたら、子どもの発想の方が面白かったり…大人が考えもつかないことを発見できたりして…そんな事が大切だとも子ども達から学びました。」
インタビューをしていて、Nさんの保育士を志した理由に驚きながらも、そこで抱いた「夢」をこうしてしっかりと実現して、現場で頑張っている姿に同じ男性として、応援したくなりました。
また、この日は一日保育の様子を拝見させていただいたのですが、絵の具を使った滲み絵の活動では、子どもが紙を絵の具の上に落としてしまって、悲しんでいるのを見て、「大丈夫。これはこれできれいかもしれないよ。」と優しく諭していました。実際に広げてみると、色鮮やかな滲みが出ていて、「ほら、きれいに滲んだね。」と声をかける姿が、子どもの今を一緒に生きているんだなぁ…と感じました。
日中も子どもを注意することがほとんどなく、子どもの気持ちにしっかりと寄り添って対応していました。本人に「怒りたくなる時もありますか?」そう質問すると、「怒っても疲れるだけですからね。人の目を気にする子になるのは、子どもの姿じゃないです。ただ、子どもが怪我をするような事故になりそうなときは、命を守るという意味も込めて叱ります。」そのように答えてくれました。
なるほど…。
「怒る」は、大人の都合。
「叱る」は、生きていくために子ども自身がもつ権利。
そこをうまく使い分けて保育しているのだと感じました。
アソシエでは、一緒に働いてくださるメンバーを探しています。
どんな保育園なのか、話を聞きたい。見学をしたい。
そのような方々を随時募集しています。
お気軽にお問合せくださいね。