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ねばねば、びよーんが面白い。
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2018.12.14
こんにちは。
アソシエの広報です。
12月も、もう中旬。
朝晩もですが、日中も寒くなりましたね。
さて、寒い時期が多くなると、外遊びの時間が短くなり室内で過ごすことが多くなります。
今回は、2歳児クラスにお邪魔して、どのような一日を過ごしているのか調査してきました。
私がお邪魔した日は、あいにくの雨。
窓の外を見ながら、子ども達は
「お外出られないね…」
とどことなくさみしそうな雰囲気。
すると、先生が
「楽しいことしようか?」
と子ども達に声をかけていました。
普段から楽しいことをしてくれる先生なので、子ども達は、「なんだろう!たのしみ」と、大はしゃぎ。
大きな洗面器に、透明な糊や絵の具などを入れて、かき混ぜる事、数分。
「ほら、見てごらん?ねばねばになってきたよ~」
と、その様子を子ども達に見せる先生。
子どもの目や表情を観ながら、今どんなことに興味関心があるのかをそこから学び取っていました。
完成すると、興味のある子どもは自然と先生の元へ。
大きな声で、先生が主導になり
「は~い!今から〇〇始まりますよ~!」
と、声をかけなくても、興味があれば子どもは自然と集まってくるんですよね。
席に着くとさっそく子ども達はスライムでひと遊び。
・ねばねば
・どろどろ
・ぺたぺた
・ひんやり
・とろとろ
この感触は、子ども達は大好き。
「せんせーい!なにつくってるの?」
先生「色が変わってきたでしょ?」
子ども「うんうん。」
子ども「わぁ…いろがついてきた!すごいねぇ…」
変化を間近で感じる子ども達。
この体験は、子どもにとってとても大切な経験。
大人には当たり前のことが、子ども目線からすれば、新しい発見なんです。
完成すると、子ども達は
「はやくちょうだい!!」
と口々に。子ども達のワクワクドキドキした気持ちが、こちらにも伝わってきました。
「あ、〇〇ちゃんのおおきい!いいなー!」
「じゃあ、すこしあげるね。」
こんな会話も聞こえてきました。
「こねこね。ぺたぺた。きもちいいねぇ…。」
と、手の中に入れて、にぎにぎ楽しんでいました。
「ほら、みてみてみて~!」
手の中にあるスライムを、上から下へと垂らして、その垂れ具合を楽しむ子ども達。
そのネバネバ感を、見るのと実際に肌で感じるのでは、「感覚」の育ちが大きく変わってきます。
さて、しばらくすると今度は遊びにも変化が見られました。
テーブルに、スライムを広げて、なにやら形を作りはじめました。
「みてみて!これね、おさかななの。みどりのおさかななの。」
「〇〇ちゃんのおさかなかわいい。わたしもいっしょ(真似)していい?」
そんな会話をしながら、子ども達は「一緒がいいね」を楽しみ、育んでいるようです。
指先を使った感触遊びは、子ども達の様々な能力を育みます。
・のばす・ひっぱる・ちぎるなど指先を細かく使うことで手先の器用さを育む。
・子どもの働きかけで自由に形が変わるので、自発的な行動を促し、創造性を高める。
・大きい・小さいなど比較をすることで、言葉の理解につながる。
・感触遊びを取り組む中で、自然と集中力が身につく。
・触感や形の変化を楽しむ遊びから、造形活動へと発展させる力が育つ。
写真からもその様子が伺えますね。
遊びは学びだと言われています。
小さな頃から、このような感触遊びをすることで、子ども達が、教材の扱いに慣れ、
・口にいれたりしない
・誤飲がなくなる
に繋がると言われています。
遊びの積み重ねで、子ども達の能力を最大限に成長させていく。
これは、保育士の力量や質だと思います。
子どもの生きる力・生きたい力を伸ばす。
あなたが持つ「保育の力」をアソシエで活かしてみませんか?