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子どもの命を守るために私たちがすること。
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2018.11.02
こんにちは。
アソシエの広報です。
港区の保育室では、10月の終わりに避難訓練が行われました。
子どもの命を守るために行われている避難訓練。
火災や地震だけではなく、不審者が現れた時にどのように対応するのかを学ぶ機会でもあります。
火災なのか?地震なのか?不審者対応なのか?放送が入るとその都度対応が異なるので、現場では緊張感が生まれます。
この日は、3歳児クラスで子どもたちと絵を描きながら過ごしていたのですが、完成した絵に色を塗っていると事務所から地震を知らせる放送が…。
保育士の「集まりなさい!」の掛け声で子ども達はただならない空気を感じ、保育士の元に集まり、にぎやかだったクラスが途端に静まり返りました。
この日は、地震ではとどまらず、地震から火災に。
火災と地震では避難の仕方が異なり、地震から火災になった瞬間に、頭の中で機転を利かせないといけなかったりもするんですよね。
園庭に避難し、安否を確かめると保育士は、園長先生に、人数と子どもの様子を伝えに行きます。
自分のクラスの避難を終えると、乳児クラスの応援へ。
不安で泣き叫ぶ子どもたちを優しく抱きかかえて、安全に避難させる保育士たち。
避難場所は、一時大混乱でしたが、落ち着きを取り戻すと、目の前には消防車が…。
一気に子ども達の気分は高まり、車から消防士さんが登場すると
「わぁぁぁ!!」と歓声が聞こえてきました。
今回の訓練について消防士さんからお話があり、避難の仕方が上手だとほめてもらい、消火器の取り扱い方についても教えてもらいました。
重い消火器を一生懸命運んで、火と想定した「木」の元へ。
消防士さんが事前に見せてくれたお手本を見て、ピンを抜き、火に向けて消火器の水をかける姿は、とても勇ましく、この体験を通して、子どもが学んだことは計り知れないことでしょう。
男の子も、この体験を通して、
「おおきくなったら、ひをけすしごとしたい!」
という子もいて、将来の憧れを、体験を通して学べる場でもあるんだなぁ…と感じました。
先生達も、もしものための消火器の訓練も行いました。
子どもの「頑張って~!!」に応えるかのように、大声で火事を知らせて、消火器で火を消していました。
最後は、消防車に乗せてもらって笑顔の子ども達。
消防士さんから各機能の説明を受けながら、ホースに触ったり、防護服に触れてとても嬉しそう。
心に残る消防隊体験となったようです。
私たち保育士は、通常の保育でも子どもの「命」を守る事が仕事ですが、天災であっても、子どもの「命」を安心安全に守るため、いくつも分岐点や危険予測を用意しながら、日々訓練を行っています。