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食育(欲)の秋
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2018.10.05
こんにちは。
アソシエの広報です。
今回は、食欲の秋にちなんで、食育の秋ということで、保育園で行っている食育の活動をレポートした様子を公開したいと思います。
今回、お話を伺ったのは第二青南保育室で栄養士さんとして働いているYさん。
先日、栄養士さんインタビューとしても登場していただきました。
今回のテーマは、
「まごはやさしい」
皆さんはこの「まごはやさしい」をご存知ですか?
ま…豆類
ご…ごま
わ…わかめ(海藻)
や…野菜
さ…魚(魚介類)
し…しいたけ(キノコ類)
い…いも(穀物)
これをすべてまとめたものを言います。
子ども達は、初めて聞く言葉に興味津々。
先生から、これを意識して食事をすれば身体が丈夫になると教えてもらうと、今日の給食で出たメニューを思い出して、「ニンジンたべた!」「しいたけすき!」「おさかなきらい!」などの言葉が聞こえてきました。
実際に、給食室から食材を持ってきてくれたのですが、豆類で大豆が出てくると「おにわそと!でつかうやつ!」と子ども同士で話をしたり、野菜を触って、食材に「やわらかいもの・かたいもの」があることを実際に触って学ぶ様子が伺えました。
普段は、しいたけ類が苦手なお子さんも、しいたけの柔らかさや匂いをかいで嬉しそう。
特にみんながびっくりしたのは、乾燥わかめ。
水で戻すと小さなわかめが大きくなることを知ると、とても不思議そうでした。
興味を持つには、話だけでなく触れるのが一番ですよね。
そして、次は食事でのマナーと6月に行った食育の復習。
ご飯・おかず・汁物の置き方と「三角食べ」についても学びました。
「どうして三角食べが大切なのか?」
子ども達に質問しながら、イラストを使用して丁寧に説明し、最後は、クイズ形式で子どもたちが理解をしていたかどうかを聞いていました。
なんと正解率は、70%!!
びっくりしました。
食器の置き方も、子ども達は普段の給食の時間から意識をしている子はしているようで、こちらの正解率もやはり高かったです。
最後は、ひとり一人にスプーンが配られ、持ち方のチェックと正しい姿勢が出来ているかどうかです。
側について先生に指導してもらったのですが、プロの先生に直接指導してもらえるのは嬉しいですよね。
この持ち方が、「箸」へとつながっていく事を教えてもらうと子ども達は、「早く使ってみたい!!」と箸への意欲を高めていた様子でした。
今回は、食育の様子を見学させていただいたのですが、実際の食材に触れることができる事や、子どもが目で見てわかりやすいような仕掛けが授業の内容に組み込まれていることが子ども理解へとつながっていたと思いました。
また、保育には繋がり(前回やったことを基本に新しいことをおこなうこと)が大切ですが、その繋がりを大切にして、食育を進めていることも子ども達にとっては良い教育の一つになっていたと思います。
ひと月に一回ある食育活動。
来月はどのような食育活動が行われるのか、子どもも保育士も今から楽しみにしています。