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保育の現場で子どもの「命」を守る。
- 社員インタビュー
2018.09.14
こんにちは。
アソシエの広報です。
今回は、第二青南保育室で看護師として働く高梨さんにインタビューをしました。
保育の現場で子どもの「命」を守ること。
大規模な保育園での働きを選んだ理由や働き甲斐なども聞いてみました。
・保育園で働こうと思ったきっかけを教えてください
「私は、保育園に勤める前にNICU(新生児特定集中治療室)で3年間働いていました。新生児が成長していくのを間近で見て、『この子たちはどんな風に成長していくんだろう…もっと側で成長を見守りたい』と気持ちが変化してくるようになりました。保育園であれば、子どもの成長に寄り添える。それが保育園で働こうと思ったきっかけです。」
・実際に保育園で働いてみてどうでしたか?
「私が今働いている第二青南保育室は、子どもの数も多い大規模な保育室で、私自身も『保健室の先生』のような存在でいたいという思いから、大規模保育園を選んだのですが…。想像よりもハードだと率直に感じました。例えば、1クラス10分回ったとして、全クラス(9クラスあるので)が終わるのに大体90分近くかかるんですよね。でも、先月まで歩けなかった子が歩けるようになっていたり、会話が成立するようになったり、子どもの成長が間近で感じられるのは、その大変さも吹き飛ぶくらいに嬉しいです。やっぱりここで働いてよかったなぁ…と。やりがいを感じています。子どもは、成長もですが吸収力もすごい。だからこそ、私自身が学んできた知識を子ども達にも教えていきたいという気持ちがあります。反対に、働いている保育士さんの年齢層も幅広いので、私が知らないことを先生方から学ぶことも多く、自分のスキルアップにもつながっています。」
ここで、看護師さんの一日に密着した様子をご紹介。
9時子ども達が、ある程度登園してくると、各クラスの巡回と救急箱の点検・補充。
救急箱の絆創膏が少ない時は、子どもの怪我が多かった証拠。保育士さんに子ども達の様子を伺ったり、前日休んでいた子が登園したら、様子を聞いて状態の把握をするのも看護師さんの大事な仕事です。
巡回中も携帯が鳴り各クラスの対応に追われていました。
子ども達も、高梨先生が大好き。「高梨先生!!」といたるところで声をかけられていました。「先生、足が痛いから絆創膏貼って!」と訴える子に絆創膏を貼りながら「早く良くなりますように…」と言って、痛みを訴える箇所に手を当てて、子どもの気持ちに寄り添う高梨さん。これが本当の「手当て」ですね。
9時に巡回を始めて、終了したのが11時半。
直ぐに、乳児クラスへ移動をして、今度は食事の援助を。
「乳児クラスは、食事中の事故も多いので、特に気にかけて関わるようにしています。」
食後の着替えも積極的にかかわり、子ども達ひとり一人の肌の状態や怪我などを把握していました。
全てが終わると、今度は幼児クラスの午睡チェックの巡回へ。
部屋の室温・湿度のチェックをしながら、子どもに合った適温を気にかけ、午前中の子どもの様子も同時に保育士さんからきいていました。なかなか寝付けない子がいると、ひざに座らせて絵本を読んだり、と安心して眠りにつけるように配慮もしていました。
「この時間が、子ども達とゆっくりと関われる時間なのでとても大切なんです。」
と嬉しそうに話してくれました。
午睡明けも再び巡回開始です。
実は、午睡明けに熱を出したりなどの体調を崩す子が一番多く、各クラスを回り、子ども達ひとり一人の身体を触りながら体温のチェックをしていました。
全てのクラスの巡回を終えると、16時半。
デスクに戻り、事務作業開始。
18時の定時に仕事を終わらせて、この日の業務は終了です。
「今日も子ども達と沢山関われてよかった。事故や怪我も少なかったので、ほっとしました。毎日、こうだと良いんですけどね。」と話してくださった高梨さん。
子どもの安全を守る立場だからこその発言ですね。
最後に、アソシエを選んだ理由もお聞きしてみました。
「就活をしていた時に、アソシエの名前を知りました。HPの可愛らしさと分かりやすさに惹かれ、更に家賃の補助や福利厚生の充実さにも就職を決めた理由の一つです。働いてみて感じたのは、休みが週休2日必ず取れる事。残業もほぼ無いです。私は色々と趣味を持っているのですが、残業が無いことでより趣味が楽しめるようになりました。趣味から仕事へ活かせることも多く、そういった意味も含めて、アソシエで働いてよかったと改めて感じました。」
朝から同行させていたのですが、本当に「命」を預かる責任者である看護師さんの働きはきめ細やかでないと勤まらないと感じました。「まぁ、大丈夫」という勝手な判断が、命取りになることもあります。ICT化が保育の現場でも進んでいますが、人と人とのふれあいや、ぬくもりの積み重ねは、情緒を育てます。それは、ICTにはできないことも感じました。高梨さんとお話をしていて「仕事=大変」だけではなくて、「仕事=大変=やりがい」ということも同時に学ばせていただきました。
高梨さんありがとうございました。