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発表会を開催しました!
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2021.02.25
こんにちは!アソシエ採用広報担当です。
今年度は新型コロナウイルス感染症の流行や緊急事態宣言の影響を受け多くの行事が中止となりましたが、今回は保護者参加を見合わせた形式で発表会を開催する保育園に取材に伺いました!「発表会を子どもの成長と保護者をつなぐ架け橋にしたい!」という想いから、保護者向けに撮影データを配布する方法をとったそうです。
私が取材に訪れた日は年長児の保護者の方が練習風景を観覧できる日だったようで、子どもたちは保護者が見守る中、緊張しながらも真剣な眼差しで劇の練習に励んでいました。中には子どもたちが逞しく成長し、一生懸命取り組む姿に感動し涙する姿もみられました。劇の練習を閲覧できるのは年長児の保護者のみでした。その背景には、どのような思いがあったのでしょうか?お聞きしました。
何故、年長児の保護者閲覧の場を用意したのか?
園長
「今年度は、例年のように行事を行うことができませんでした。特に年長の子どもたちは、お別れ遠足や運動会など最終学年にも関わらず成長を保護者にみてもらう機会がなく、子どもたちにも可哀想なことをしてしまったなと。感染予防対策として密を防ぐために3回に分けるなどの配慮をし、保護者の方々も子どもたちの成長を感じてほしいと思いこのような場を設けました。」
年長児担任
「保育士としても発表会というのは、1年の集大成です。特に年長児クラスは保育園での生活が最後です。保護者の方々も、『子どもたちがこの保育室で5年間頑張ってきたんだな。』ということを表情を通して感じることができ、保護者に生で見ていただけたことが担任としても嬉しかったです。」
年長児保護者
「何処の保育園もコロナ感染防止で保育園の中に入れず子どもの頑張る姿を生で観ることができない中、このような機会を設けてくださり非常に嬉しいです。子どもたちが先生の話を真剣に聞き、みんなで力を合わせて頑張る姿が見られて本当に良い思い出になりました。」
今回、子どもたちも保育者も保護者も活き活きとした表情だったのが印象的でした。また、他の学年は見せ合いを行い「観る・観てもらう」を交互に楽しめる環境設定がされていました。
子どもに無理をさせない発表会
各クラスの先生の思いを聞いてみました。
0歳児…名前を呼ばれて返事をするのが楽しい年齢なので、子どもの成長や発達に合わせた内容にしました。
1歳児…クラスの子ども達が普段の生活で行っているもので楽しめるものを考えました。衣装を着ることで役になりきる子が多いので、衣装を用意してより楽しめるようにしました。
2歳…物語により入り込める年齢なので、衣装はもちろんお面も用意しました。お面は子どもたちの手作り。手を加えることで、「自分の!」という気持ちが芽生え、子どもたちが自発的に楽しめる環境を作っていきました。
幼児クラス(3・4・5歳)…物語をテーマにした劇にしました。劇の練習を通して、みんなで協力して1つの作品を創り上げるのを「ねらい」としました。一人ひとりに役割があることを伝え、自信をもって演じられるようにしました。
各クラス、子どもたちが楽しそうにしている姿が印象的でした!また、劇中の伴奏は担任が弾くのでは無く、ピアノが得意な先生が代わりに弾く姿も見られました。保育士さんのお悩みで「ピアノが苦手…」などあるかと思いますが、アソシエでは苦手なことをお互いにフォローしあっていこうと考えています。困ったときに助けてくれる先生がいることは安心ですよね。
新型コロナウイルス感染症の対策をしっかりと考えながら、子どもや保護者の心に残る思い出づくりに奮闘する姿に感動しました。皆様ありがとうございました!