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「アソシエ目黒のはたけで収穫体験プロジェクト」始めました♪

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2020.10.30

こんにちは!アソシエ広報担当です。

アソシエでは食育の一環として、年に一度「収穫体験」を行っているのですが、今年はコロナの影響で例年の運営ができませんでした。そんな中、本社や保育園がある地元目黒で生産農家を営んでいらっしゃる「栗山農園」さんに代表内山が直接ご相談し、保育園の子どもたちに収穫体験を行わせていただけることになりました!今回はアソシエ柿の木坂保育園の皆さんと一緒に畑にご一緒してきました。

前日の雨で少し天気やコンディションが心配でしたが、当日は秋晴れ!各年齢入れ替え制で収穫体験を親子で楽しみました。

いざ!畑に出発!!

今回収穫する野菜は、「キャベツ」と「小松菜」です。畑に入る際の注意事項を聞いて、いざ、畑へ出陣!!子どもも大人もワクワクしている様子が表情から伺うことができました。ビニールハウスの中は、一面の緑!栗山さんが手塩をかけて育ててきた小松菜たちを前に、収穫したい気持ちを抑えつつ、まずは収穫するときのコツや注意事項を聞いて、収穫作業へ。小松菜はコツを掴んでしまえば力を入れなくても抜けるので、小さなお子さんも自分の力でひょいと抜き、自分で抜いたことが嬉しくて大切に抱える子、沢山の小松菜を抜いていっぱいになった袋を「みて!」と見せに来てくれる子…様々な姿がみられました。

 

キャベツの茎に一同ビックリ!!

皆さんこの茎のついた野菜は何かわかりますか?少し引いてみると…

実はこれ【キャベツ】なんです。こんな太い茎がついているって知っていましたか?店頭に並んでいるキャベツは茎がついていないので、大人も子どもも「え!!!」とびっくり。しかも、この茎を切るとなんと中からは、キャベツの水分が沢山溢れてきて、「瑞々しい」という言葉の意味をまさに、体験して学ぶことができる瞬間でした。収穫体験ならではの「学び」ですね。小松菜で「抜く」という作業を学んだ子どもたちでしたが、キャベツは小松菜よりもそう簡単には抜けません。あれこれと知恵を絞って抜こうとする子や、力任せにとりあえずやってみる子…様々な姿が観られました。最終的には、親子での共同作業で収穫する家庭が多かったですが、この「協力してやり抜く」ということが大切なんですよね。小さなお子さんは、キャベツの周りの葉を一生懸命一つの場所に集める作業をしてくれていました。みんなで一つのことを成し遂げるのも収穫体験ならではの姿ではないでしょうか?

今回参加した保護者方にも、こうした収穫体験はどうですか?と聞くと、

「遠くに行って収穫するのもいいけれど、こうして近場で収穫体験ができるのは非常にありがたい。特に、葉物の収穫体験は珍しいので非常に良い経験になりました。野菜嫌いのうちの子が、『このやさいはいつたべるの?』と嬉しそうに話す姿を見て、自分で収穫するって大切なんだなぁ…と思いました。」や「園でどのような食材を使っているのか?その食材がどこで作られているのか?保護者としては、子どもが食べているものなので気になることも多いですが、野菜を実際に卸してくださっている農園さんで、このような体験ができるのは私としても嬉しいです。野菜の扱い方なども学びになりました。ありがとうございました。」などのお話を聞くことができました。

 

「つながり」を大切にする保育

今回は野菜を収穫するだけでなく、畑の野菜を使って食育を行うこと、そしてみんなで収穫したキャベツのスープを素材とした給食をつくるのもミッションです。柿の木坂保育園の皆さんで収穫体験をした日に、畑で採れた野菜を目の前に「新鮮なキャベツをまるごと煮込んでスープをつくるのが今から楽しみです!」と話をしてくれたのは、栄養士のMさん。「親子で収穫体験」→「野菜で食育体験」→「給食として実食体験」というように、ひとつの行事がどんどんつながっていき、子どもたちの興味や関心を膨らませていきます。

 

週が明けた月曜日に、子どもたちに野菜を見せると「このまえ、はたけでとったよね!」「たのしかったよね!」と話し出す姿も…。食育体験では、小さなクラスは指先を使ってキャベツの葉をちぎりました。大きくちぎる子・細かくちぎる子…「たのしいねぇ…」と話す子どもたちがとても可愛かったです。

 

幼児クラスでは野菜を使った実験を…

大きなクラスは、「野菜の不思議」にちなんだ食育実験が行われました。

大きな水槽に水が張られ、そこに人参・キャベツなどの野菜を入れると野菜は浮くのか?沈むのか?という実験だったのですが、水に入れる前に各野菜を手に持ち、先ずは人参から。人参は比較的軽いので「うく!!!」と答える子どもが多かったですが、いざ入れてみると…沈む人参に「ええええ!!!」と驚く子どもたち。では、キャベツはどうか?実際に重いキャベツを手にして、「ぜったいにしずむ!!!」と言い切る子どもたち。水槽の中にキャベツをドボンと落とすと…沈むと思いきや浮くキャベツに「えええええええ!」と驚きを隠せない子どもたちでした。

この日の給食は、畑で栄養士のMさんが話していたとおり、キャベツまるごとを使ったスープ。鍋の中にキャベツが丸々入っているのを見て、「すごい!!」「いいにおい!」「はやくたべたい!」と嬉しそう。調理の先生からスープを一人ひとりよそってもらい、大事そうに抱えて、「いただきます」の挨拶をすると、口いっぱいに頬張り、「おいしいねぇ!!」と食べていました。

今回の収穫体験を通して、野菜という存在を身近に感じ、更に園内での食育体験を通して普段以上に興味や関心を抱くことができたのではないでしょうか?

収穫体験後、農園の栗山さんからは、「こうした形で子どもたちが収穫体験を楽しんでくれることが非常に嬉しいです。今日子どもたちや保護者の皆さまが満足そうな顔をして帰っていくのを見届け、ここまで頑張って野菜を育ててきた甲斐があったと感じました。」とお話をいただき、アソシエが生産者と園を利用してくださっているご家庭の架け橋となれたことを嬉しく感じました。

栗山農園さん、アソシエ柿の木坂保育園の皆さんありがとうございました!

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