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アクティビティが再開しました!
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2020.08.20
こんにちは!アソシエ広報担当です。
しばらくお休みしていたアクティビティが再開されたと聞き、その様子を見に行ってきました!私が参加させていただいたのは、2歳児クラスの「ミュージック」と5歳児クラスの「イングリッシュ」です。
5歳児クラスの子どもたちは、久しぶりにイングリッシュの先生と会えたため大喜び!ソーシャルディスタンスを守りながらアクティビティを行うにはどうしたらいいのか?を事前に保育士と子どもたちが話し合ったそうで、握手などのスキンシップをぐっと我慢して「HELLO!」と言いながら「エアータッチ」。先生と直接触れ合えなくても、子どもたちはとても嬉しそうでした。
子どもたちと触れ合わずに楽しめる方法が考えられていて、「晴れ」「曇り」「雨」の天候を表情で表したり、音楽を使ってシャークダンスを楽しんだ後、最後は絵本の読み聞かせ。
なんと初めから終わりまですべて英語でしたが、積み重ねが出来ている子どもたちは「自分なりに理解してみよう!」という姿勢が整っていて、先生の読み聞かせを聞きながら「あれは〇〇だよね!」と友達同士で話したり共感する姿が見られ、あっという間の30分でした。
子どもたちに今回のイングリッシュはどうだった?と質問すると、
「せんせいとあえてうれしい!!」
「また、ほいくえんにきてほしい!!!」
「もっといんぐりっしゅをべんきょうする!」
と答えが帰ってきました。その後の自由遊びでは、子どもたちが先生から教わったものを絵で表現し、「これはえいごでなんというでしょうか?」などのやり取りが繰り広げられていました。
翌日は、2歳児のミュージックに参加しました。
2歳になって初めてのミュージック。先生が楽器を持って入ってくると「わぁ…」と目を輝かせる子ども達。子どもたちの前にミュージックの先生が立つと、透明のマスクとシールドをカゴからだし、
「これから、みんなと仲良く歌をうたうためにこれ(透明マスク)に替えるね。」
と声を掛けて、透明マスクとシールドに替えていました。乳幼児は普段見慣れないものを目の前にすると、その恐怖から泣いてしまったり、不安定になってしまう子は多くいます。その発達段階をきちんと踏まえ、あえて子どもを前にして透明マスクを付け替えを見せて納得させるという配慮をしていました。
この日のミュージックはタンバリンを使って、「あなたのお名前は?」からスタート。音楽に合わせて自分の名前と共にタンバリンを鳴らし楽しむ子どもたち。久しぶりに楽器に触れることができて、子どもたちも満足そうな様子でした。
次は、外出しづらい子どもたちのことを考慮して、先生が波の音を作る「オーシャンドラム」を持ってきてくれました。傾ける角度によって音の大きさやイメージが異なり、「ザザーンッ」とオーシャンドラムから流れる音に、「うみだぁ!」と夏を感じ楽しんでいました。そこに合わせて、パネルシアターには子どもたちの大好きな海の生き物が登場。「さめ!」「たこ!」など知っている名前を言いながら、「うみ」の曲に合わせて大きな波の時は、床を鳴らして大きく表現して、小さな波の時は、小さな拍手で表現を楽しみました。
その後は色とりどりのオーガンジーが出てきて、布の表現あそびを楽しみました。布が大好きな子どもたちですが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため布遊びができなかったので、久しぶりに触れる布にこれまた大喜び。布に顔を隠したり出したり…を友達同士で楽しんだり、頭の上にかぶせて布が動く様子をじっと見つめたり…本当に嬉しそうに遊んでいました。
最後は、「ぱぴぷぺぽ!」の「ぽ」で手のひらに布を包み空に向けて放つ動きを音楽に合わせて行ったのですが、空から色とりどりの布がヒラヒラと落ちてくる様子を見て、「きれいだねぇ…」「はなびみたいだねぇ…」と手を鳴らして何度も繰り返して行っていました。布で思う存分楽しんだのですが、終わりには「まだあそびたい!!!」と涙する子もいて、今まで楽しんでいた遊びがコロナを機に同じようにできなくなってしまい、今後どのようにすれば安全に遊びを展開できるか?保育士も考えていきたいと改めて思ったようです。
今回はアクテビティの先生に、コロナウイルスの流行が続く今、保育園訪問でどのようなことを気をつけているかインタビューしてみました!
・保育園を訪問する際に気をつけていることはありますか?
「保育園に到着したらまず消毒をして、手洗いうがいに、洋服をすべて取り替えるようにしています。アクティビティは表情が大切なので、布マスクではなく、透明の(口元や表情がわかりやすいように)マスクとシールドを装着しています。シールドに関しては見慣れないお子さんが不安になることが多いので、お子さんの前で説明をしながら装着するようにしています。また、ソーシャルディスタンスも気をつけていて、お子さんたちとの距離をとるように工夫しています。」
・子どもたちの様子はどうですか?
「通常であれば4月から巡回をするアクティビティなのですが、今年は8月より本格的に始まりました。例年の4月よりも園生活に慣れているようで、落ち着いた雰囲気でアクティビティをスタートできるのが印象的です。心の余裕がある分私達の伝えたいことが、スーッと入っているような気がします。」
コロナによって例年とは異なる形で行われているアクティビティ。先生たちも子どもたちのことを考えて試行錯誤しながらカリキュラムを立てたり、実行する姿が見られました。時代は「withコロナ」と言われています。今までどおりとはならないですが、子どもたちのために頑張っている先生方のこれからのアクテビティが楽しみです。
取材にご協力いただいた皆様、ありがとうございました!