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持続可能な社会の創り手を育てる③ -SDGs推進ブログ-
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2020.03.09
こんにちは!アソシエのSDGs推進担当です。
今回は、子どもたちとワークショップに参加した保育士さんたちの声をお届けします!
ワークショップ本編はこちら
https://associe-international.co.jp/recruit_new/blog/sdgs-2/
Q.ワークショップ中や事後に子どもたちの反応で印象的だったこと、よかった点を教えてください。
(S保育士)
春のワークショップ以来、SDGsについて非常に高い関心を持っていました。“2030年までに”“わたしたちができる17のこと”などのキーワードもほとんど全員が覚えていました。今回の目標10、17は、SDGsこども絵本だなの絵本からよく読み聞かせていたこともあり、「パートナーシップ」や「不平等」などというワードを理解していたようでした。絵本やパネルシアターを使って子どもたちが自由に考えて発表できるというのはすごく良かったです。いつもはなかなか考えが浮かばなかったり恥ずかしがったりする子も、自由な発想な友達や、すべて受容してくださる先生に安心感を覚え、積極的に挙手する姿が印象的でした。
(I施設長)
SDGsについて、子どもたちの方が保育士よりもよく知っている事、中身についても十分ではないが意図を理解しており、社会に広まっていることを感じた。子どもたちはよく考えて質問に答えており、趣旨に沿ったやり取りができており成長を感じた。
(U保育士)
きりんやぞうの哺乳類、鳥類は身近に思えて動物たちの協力をよく考えて発言していた。「へび」などは大人からも難しく子どもの考えもなかなか出てこなかったが、「ぐるぐるまいて あたたかくする」など、子どもらしい優しさや考えに至り、取り組みの良さを感じた。
(D保育士)
“みんなのためにできること”というテーマで話し始めた際、最初はどんなことを言えばよいか考えている様子がみられたが、次第に子どもたちなりの考えや発想が飛び出し、それが展開していくのは面白かった。大人が想定しているであろう答えを導き出すのではなく、子どもたちが一つのことに夢中になって考えて話を広げていくのはよかった。
(U保育士)
先生の話を集中して聞き、考え、手を挙げて発表する中で、何度も繰り返して質問してもらえる事で自信がなかった子ども、はずかしがっている子どもも徐々に手を挙げて発表することができていた。SDGsの話を聞き、“SDGsこどもえほんだな”の本を意識して見にいっている姿もあり、良い影響が見えている。
(M施設長)
座った環境の中で話を聞きながら自分の知っていることについての意見を述べたり、発表したりする機会を持てた事は年長クラスならではの事と感じ、子どもたちにとってもその特別なワークショップに参加したという満足感が成長につながる自信になるように思います。その都度、「修了証」をいただける事も子どもたちの喜びとなり次のワークショップにつながると思います。
Q. SDGsに関することで、子どもたちが「こんなことに気づきや興味をもっている」「こんな行動につながった」というエピソードがありましたら教えてください。
(S保育士)
今回のテーマから、自分にできることを探してみんなで協力することが目標達成につながるということがしっかり理解できたようです。家庭でも保護者に内容を伝えたようで、「みんなの良いところを探そう」「だれもが自分にしかできない事があるっていう話だったよ。」と色々なことを感じていました。前回のワークショップの後からですが、水を大切にしたり、紙や空き箱をリサイクルしたりと意識するようになりました。
(I施設長)
「リサイクル」ということが身近になり、関心を持ち始めている。園でのSDGsの取り組みから保護者も子どもたちを通じて関心を持ち始め、絵本もよく読み聞かせている。「誰かのためにできること」保育の中でも意識して取り組みたい。
(A保育士)
その日の帰りの会でSDGsの話をし、友達の良いところを探し発表し合う場を設けると、「〇〇ができる!」「〇〇上手!」等意見が出て、友達や自分を認め合う姿がありました。発表は1つだけにしたが「もっといっぱい良いところあるよ!」との声もあり、照れながらも嬉しそうな表情を見せていました。
(U保育士)
普段の生活の中では様々なことに気づき興味をもって説明をしてくれたり、友達同士で話しているのもよく見かけます。SDGsに関連するかも分からずSDGsえほんだなの本はよく見ているので、17の目標について話す時間も日々取り入れていくことで、身近なことから取り組める事を見つけていけるなと感じました。
(K保育士)
SDGsの絵本を見て「〇番は優しい心を育てるんだよ」と番号とその意味にも興味を持ち知ろうとする姿があった。今回のワークショップで「〇〇ちゃんはこんな良いところがあるから・・」と友達の良いところを見つけていこうとするようになった。
(D保育士)
前回のSDGs活動後、保育室を移動する際には子どもたちから「電気とエアコン消してね」と伝えるようになった。またどんなところにゴミがたくさんあるかということにも目を向けていた。
(M施設長)
非常に奥の深いSDGsであると思いますが、まずは「SDGs」という目標があるという事を知れた事、その目標について考える時間を持った事が大きいと考えます。中高生や社会人が取り組み考えているSDGs。「エスディージーズって知ってるよ。保育園でやったよね。」と子どもたちの口から「エスディージーズ」という言葉が出てくるだけでも国連の目標達成の小さな一歩になっていると思います。
少しずつ、子どもたちにも職員にもSDGsが広がり、親子の間でもSDGsを話題にした会話が生まれるようになりました。資源のリサイクルやエネルギーの使い方についても意識が向き行動につながっているようです。日常保育の中でも、保育士さんが目標に触れながら読み聞かせをしてくれていたり、子どもたちからの「それってどういうこと?」の疑問にていねいに答えてくれたりしています。子どもたちと共に考えるために職員教育にも力を入れていきたいという声もあり、地球のことを一緒に考える機会が生まれていることを大変嬉しく思います。
私自身も現場の保育士さんや施設長の方々からフィードバックをいただく事で今後のワークショップの展開や「これから何を伝え一緒に考えていけばよいか」というイメージがわいてきます。
地球規模の課題に目を向け、自分の事と関連させて捉える事が日常になった子どもたちは、きっとよりよい課題解決の方法を見出すことができると信じています。
また次回をお楽しみに♬
▼アソシエのSDGs推進ブログ(「SDGs」と「10の姿」の関連)
https://associe-international.co.jp/recruit_new/blog/sdgs3/
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アソシエでの実践がこちらでも紹介されています。ぜひご覧ください♪
▼Hanakoママweb
「持続可能な社会を目指す」という考えを保育の現場に。国内唯一の保育園に見学に行ってきました!
https://hanakomama.jp/topics/73640/
▼EhonNaviStyle
こども達が絵本でSDGsを学ぶ~アソシエ・インターナショナルの先進的な取り組みレポート
https://style.ehonnavi.net/ehon/2019/06/13_211.html
▼こどもえほんだなSDGsセレクトはこちら
https://www.ehonnavi.net/shop_pro/pro_item.asp?c=5103012200