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アソシエ柿の木坂保育園の作品展を取材しました!
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2019.11.20
こんにちは!アソシエの広報です。
秋が深まってきましたね。今回は「芸術の秋」ということで、アソシエ柿の木坂保育園で開かれた作品展にお邪魔しました!
この作品展は、「アートのアクティビティや普段の保育の作品を展示する場」。作品展のための作品作りではなく、これまで作ったものを多くの方に見てもらう機会が設けられていることは、子どもも保護者も先生も嬉しいですよね。
今回お邪魔した柿の木坂保育園のテーマは「宇宙」。4月からこれをテーマに保育園の子どもたちが取り組んできたそうです。
入口を入った途端、その世界観は始まっていました。大きな入場門をくぐると、普段はランチルームとして使用している場所に、色とりどりの惑星や大きなUFOが置いてあり、なんと宇宙惑星の一部に変化していました。
この場所では、アクティビティのアートの先生が、この日限りの親子で行うクリスマスリースを作るワークを開催していました。
用意された材料を使って、子どもたちは思い思いに一生懸命リースを作っていたのですが、家だとお母さんやお父さんが手伝うところを、今日は隣りにいる友だちを見ながら一人で作ろううとする姿に感動している保護者の方もいました。
このランチルームには2つの絵が飾ってあったのですが、なんと柿の木坂保育園に通っているお子さんが、自由時間に描いたものだとか。
その絵の完成度に、他の保護者の皆さんからも「すごい…」と歓声が上がっていました。
子どもの作品が子どもやその保護者だけでなく他の大勢の方々の目に触れる機会があるのは、とても良いことですよね。
そして、ランチルームの隣にある絵本コーナーがこの日限りプラネタリウムに大変身。
本棚には、宇宙や星座などにちなんだ本が用意されていて、きちんと関連付けた保育が展開されていることを感じました。
その中に寝転びながら、親子で
「あれはね、〇〇座なんだよ!」
「これはどうやって作ったの?」
「画鋲で穴をあけたんだよ」
などの会話が聞こえてきて、作品を直に見ながら子どもたちが作ってきた思いや工程を話せる機会があることは、子どもにとっても「振り返り」ができ、大人からすれば子どもの成長を感じる瞬間にもなっているのかな?と思いました。
個人の作品と違い、みんなで作った作品は家に持ち帰ることができないので、このような会話のやり取りができるのは本当に貴重ですよね。
祖父母の方も多く来場されていて、お孫さんだけでなく他のお子さんの作品をじっくり見て、子どもたちの成長に感動している様子も印象的でした。
最後に、柿の木坂保育園の主任に作品展について伺いました。
・作品展で大切にしていることはありますか?
「作品展は、毎年テーマが変わります。全てにおいて共通しているのは、子どもが実際に観たり触れたりしたことのあるものをテーマとしていることです。今回でいえば、科学博物館へ行ったことがきっかけでテーマが『宇宙』に決まりました。作品展だけでなく、運動会も宇宙にちなんだもの取り入れていきました。子どもの行事で大切なのは、『日々の積み重ね』です。大人が勝手にテーマを設定するのではなく、子どもと一緒に考えていく。普段からテーマに沿ったものを保育の中にも入れていけば、作品展のために無理な活動が生じることはありません。『つながりのある保育』を私達は大切にしています。」
・子どもの作品を見ての感想をお聞かせください
「とにかく、子どもたち一人ひとり個性があるので、どの作品を見ても、同じものは2つとして無いですよね。作品を作るときに、その様子を見にお邪魔したのですが、色合いや感覚などを観ていると『え!そんな考えあったのか!!』と思わせるような事が多くあり、子どもの作品は、大人顔負けのアートだなぁ…と感じました。まだまだ、私自身も子どもたちから学ぶことが多く、これからもどんな作品や成長を見せてくれるのか楽しみです!」
各クラスに展示された作品を回っていると、小学校の時に、展覧会で自分が描いた絵を親が見つけてくれ、「上手に描けるようになったね。」と作品に対しての感想をその場で聞けたことが、「次もがんばろう!」という気持ちになれたことを思い出しました。
十人十色というように、大勢の人に作品を見てもらえるということは、それぞれ違った視点で意見をもらえるということ。その分、伸びしろも大きくなりますよね。
幼児期は非常に多感な時期です。
自分の作った作品を、「一人でも多くの人に認めてもらう」。そこで自己肯定感が育ちます。これからの時代に一番必要とされている力を育てる場にもなっていることを、作品展を通して感じました。
アソシエ柿の木坂保育園の先生方、ありがとうございました!