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アソシエおおとり保育園の運動会を取材しました!
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2019.10.16
こんにちは!アソシエ採用広報です。
今回は、「アソシエおおとり保育園」の運動会にお邪魔してきました!
体育館で実施することが事前に決まっていたので、小雨が降る中でしたが、天候に左右されることはありませんでした。
まずは、開会式。この日までに年長さんははじめの言葉を練習してきたのでしょう。緊張しながらもしっかりと言えていました。
小さなクラスの子どもたちから種目スタートしたのですが、会場が普段と雰囲気が違うので、不安になって泣いてしまう子もいました。しかし、本番に強い子は、会場内の観客の皆さんに手を振ったりと、この時期の子どもらしい姿に微笑ましくなりました。
競技は年齢ごとに行われていきました。間に挟んだ父母とペアを組んで行う年長さんのリレーは、子どもたちはもちろん、大人も真剣に走っていました。勝敗ではなく「真剣に取り組む」というのを大切にしているので、負けたチームも「どちらのチームも本当に頑張りましたね。」と自分の走りを園長先生に褒めてもらい認めてもらうことで、泣いたり悔しがるのではなく、「たのしかった!」と笑顔で話す姿が印象的でした。
運動会は勝負ではなく、普段の積み重ねを見せる場と考えた、こうした取り組みは子どもにも負担がなくて良いなぁ…と感じました。
中規模園のため子どもの人数が多くないので、比例して大人の人数も少なく、大人の競技にも時間が取れます。その間に子どもは疲労を回復したり、普段見ることのできない大人が真剣に勝負をする姿をじっくりと余裕を持って見ることができ、子どもにとっても貴重な時間だと感じました。先生たちやお父さんお母さんが心の底から喜んだり悔しがる姿を見て、子どもたちもとても楽しそうでした!
たけのこ体操・動物体操1・2・3など古くからある体操も行われていましたが、今年子どもたちの中でとても人気のあった「パプリカ」のダンスでは、会場にいた子どもたちの殆どが踊りだし、会場が一体となる瞬間がありました!子どもたちの中でも流行があり、その気持を汲み取った先生たちの配慮が見られました。
最後は、「アラジン」に扮した年長さん達が、曲に合わせてダンスをしたり、サーキットと呼ばれる、跳び箱や鉄棒を行いました。
運動会の道具係の先生も、進行表を見ながら、真剣な眼差しで道具のセットをしていました。全ては、子どもを輝かせるために…。こうしたフォローも運動会にはとても大切なことです。
幼児の玉入れでは、なかなか玉が入れられない子に対して、保育士がそっと手助けを。この時期に必要な成功体験を、大切にしていました。
近年は、公園などの遊具の減少や、園庭がある保育園が減少し、子どもの身体能力が低下しているという話を耳にしますよね。それでも、子どもたちに対して能力以上のことを求めてしまいがちなのがこうした「行事」です。「子どもたちの本来の姿を見てもらうのが運動会」。そう考えると、今回の運動会は全てにおいて子どもたちの成長・発達に合わせており無理をさせない内容で、「子どもらしい本来のありのままの姿を披露する」という運動会の姿でした。
そしてもう一点、装飾や小道具などが控えめでした。園によっては衣装に、小道具づくりにと行事の前後は保育士の負担もとても増えますよね。でも、きっと保育士の皆さんが本来大切にしたいのは、運動会の小道具ではなく「保育」。アソシエおおおり保育園ではこうした考えを元に行事が開催されているのだと感じました!
年長さんが自信満々に競技を終えると、先生が感動して涙していました。きっと、子どもたちへの熱い想いがあるからこその姿だったのですね。
温かい運動会を見学させていただいたアソシエおおとり保育園の皆さん、ありがとうございました!