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0・1・2歳児クラスのアクティビティに参加しました!
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2019.06.18
こんにちは!アソシエの広報です。
今回は、アソシエ目黒おおとり保育園にお邪魔しました!
目的は、0・1・2歳児クラスのアクティビティ。
アソシエのアクティビティは『「あそび」のなかで』が特徴ですが、小さなクラスのアクティビティってどんなことをするの?と思いながら保育室の扉を開けると、0才児クラスのかわいい子どもたちが、ちょこんと座っていました!
ミュージック講師のO先生のピアノが鳴り始めると、子どもたちは動きがピタッ!と止まり、先生のピアノをじっと見つめていました。
初めに行ったタンバリンを使った挨拶では、「この楽器はなんだ?」と不安がりながらも、触ってその音を聴いてはとても興味深そうに見つめていました。
きっとこうやって楽器に興味を持っていくのですね。
季節の歌を歌い、好きな楽器(鈴・マラカス)などを自分で選んで、一生懸命に鳴らす姿や、他の子が鳴らすのを見て、見よう見まねで鳴らそうとする姿に、子どもはここから他人を意識して生活できるようになっているんだなぁ…と感じました。楽器がどんな音がするのかを、色々試したい子もいて、手にとっては投げたりを繰り返していて、その姿がなんとも0歳児らしく可愛らしかったです。
印象的だったのは、20分間飽きずに座って楽しむ子ばかりだったこと。「子どものやりたいように自由に」という環境だったのですが、集中して楽しんでいたようで、終わりの時間になると泣いてしまう子もいました。本当に楽しい時間だったのでしょうね。
次は1歳児クラスです。
年齢が1つ上がるだけでも、子どもの成長がこんなにも違うんだなぁ…と感じたのは、リズムの変動(遅い・速い)に合わせようとするところ。0歳では難しかったことを、1歳では楽しんで行っていました。
また、指先を使ったむすんでひらいての遊びも1歳児クラスから導入され、子どもたちは先生を見て、「グーパー」を繰り返し行っていました。指先を使う遊びは脳の発育にも良いと言われているので、遊びを通して発育も促せる、この時期にあった遊びが導入されていることに感心しました。
後半は、「おばけなんてないさ」の歌に合わせて鈴を使い楽しんでいましたが、リズムだけでなく「大きい・小さい」などの音量にも1歳になると対応できるようになっていて、先生の歌声に合わせて「大きな声・小さな声」をしっかりと分けて楽しんでいました。
最後は2歳児クラス。
人数が少し増えることもあり、ホールでの活動でした。
2歳にもなると、ピアノの音を聴いて、いつも並んでいる場所にサッと集まり、2年でここまで成長するんだなぁ…とびっくり。
基本的なカリキュラムは、0歳〜2歳は同じですが、全クラスを通して見ると、きちんと成長と発達を踏まえた内容になっていることに気づきました。
始まりの手拍子では、0・1歳は、ただ鳴らすだけでしたが、2歳になると、「止める・鳴らす」を意識させていました。(この「止める・鳴らす」の動作は、子どもの瞬発力を育てる事もできるんですよね。)
後半は表現あそびが多く入っていて、音に合わせて歩いたり、止まったり、しゃがんだりと子どもたちはとても楽しそうでした。自然と仲のいい友達と手をつなぎ楽しそうに歩く姿を見て、集団性も養われていることを感じました。また、感心したのは、先生が信号機のパネルを出し、「青ならどうする?」「赤ならどうする?」と子どもたちに問いかけながら進めていたこと。音楽だけでなく、交通のルールも一楽しみながらしっかりと学べる場になっていました。最後は、雨が降るメロディーで、自分たちで好きな傘を作り帰る姿がとても可愛かったです。
アクティビティが終了する前に、先生が箱から出したのは、なんと「フルート」。
どんな音がするのか…静かに期待をして耳を傾け、先生が吹くフルートからきれいな音色が聞こえると、子どもたちの表情が活き活きし、じーっと聞き入る姿が印象的でした。普段見たり、聴いたりすることのない楽器にふれることで、子どもの五感が育ち、経験値を高めることにも繋がります。こうした配慮はとても大切ですよね。
最後に、O先生にアクティビティを行う時に大切にしていることを伺いました。
「音楽に慣れ親しむというのは、突然できるものではありません。こうしなさい!などの制約は決めず、子どもたちの自由にさせています。0歳から積み重ねることで、気づいたら子どもたちが音楽を好きになっていて、私が来ることを楽しみにしていてくれる。それが嬉しいです。
都内には園庭がない保育園が多いので、アクティビティを通して季節を感じてもらえる制作物を毎回作成してもっていきます。(今月は、あじさいの時計でした。)また、歌を教える時には、文字ではなく、子どもたちがイメージしやすいように、絵に描いてそれを見せながら歌うようにしています。そうすることで、子どもたちも情景が描きやすく、覚えるのが早いんですよね。これからも子どもたちと共に私も成長していきたいです。」
子ども目線に立つ。これは教育者として、とても大切なことです。この思いがあるからか、O先生は子どもたちにも大人気。これからも、子どもたちの眠っている才能を楽しみながら引き出せるようなアクティビティをしていってくださいね!
今回の乳児アクティビティの取材では、『「あそび」のなかで興味を引き出すアクティビティ』を皆さんにご紹介しました。
取材にご協力いただきましたO先生、おおとり保育園の皆様、ありがとうございました!