先日行われた生活発表会をきっかけに、
子どもたちの表現する力が大きく伸びています！
発表会に向けた活動を通して、歌やダンス、楽器遊びなど、
様々な表現方法に触れる中で、自分の気持ちを伝えることの
楽しさを発見したようです。
音楽に合わせて動物になりきったり、絵本の世界に入り込んだり、
子どもたちの豊かな想像力と表現力に日々驚かされています。

絵本やリトミックを通して、動物になりきって遊ぶ模倣遊びが盛んです。
ゾウやシロクマなどの大型動物では、足を大きく踏み鳴らして歩いたり、
ペンギンではチョコチョコ歩きやかかと歩きをしたり、
動物の特徴をよく観察して真似しています。
保育士も一緒に動物になりきって遊ぶことで、
子どもたちの表現をさらに引き出しています。

朝の会では、なんと子どもたちが先生役になって挨拶をしています！
通常は保育士が位置する場所に子どもたちが並び、
保育士になりきって盛り上げていまよ。
これは、保育士が促したわけではなく、
子どもたちが楽しんで自発的に始まった遊びです。
普段の保育士の言葉や態度をよく観察していることが分かります。

つもり遊びやままごと遊びにも変化が見られます。
今までは、お皿や鍋に食材を入れて保育士を相手に
食べさせ遊びをしている程度だったものが、
最近では、子どもたちの想像力や表現力がアップし、
遊びの内容がより複雑になってきました。
例えば、人形用の小さな枕を雑巾に見立て、
もう片方の手には洗剤に見立てたスプレーを持って、
お掃除ごっこをする姿が見られます。
窓や玩具棚をせっせと拭き掃除をする姿は、
まるで本物の家事をするかのようです。

また、保育室の隅で横になっている子を発見！
具合でも悪いのかと心配になったところ…。
その傍らにはぬいぐるみを抱いて、
大判のスカーフをかけて寝かしつけをしていました。
身の回りの物を使って様々な世界を作り出し、
遊びを通して想像力が豊かに育まれています。

大判スカーフを巻いてアンパンマンごっこ、
時には頭からかぶってオバケごっこ、
頬かむりをして宇宙飛行士になりきっている子もいます。
子どもたちは様々なアイデアで変身ごっこを楽しんでいます。
特に、子どもたちが大好きな絵本「おばけだじょ／作：tupera tupera、出版社：Gakken)」の中の1シーンを上手に表現し、
「ぐわぁっ！」と保育士を驚かせて楽しんでいる姿は、
日頃の絵本の読み聞かせが、子どもたちの心に
しっかりと届いていることを感じさせてくれます。

表現遊びは自分の気持ちを伝えたり、想像力を豊かにしたり、
様々な経験を積む上で非常に重要な役割を果たします。
子どもたちが自発的に主体性をもって様々な表現活動を楽しむことで、
心身ともに健やかに成長していくことができます。
今後も、子どもたちの興味や関心を引き出し、
創造性を育む環境を提供していきたいと思います。

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今後も随時ブログをアップさせていただきます。
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