港区立神応保育園
白金高輪
行事
2024.12.27
スプーン・フォークの持ち方
港区立神応保育園
白金高輪
食育取組み
施設形態:保育園
エリア:港区
2023.07.31
保育園では毎日手作りの給食が提供されます。
子どもたちは保育者の援助や温かい声掛けを受けながら楽しく給食を食べています。
4月よりも食べられる量が増え、苦手な食べ物にも挑戦する姿が見られるようになってきました。
食事の際、食育活動として園では子どもたちの成長発達に合わせてスプーンやフォークの持ち方を伝えています。
発達は一人ひとり違います。保育者はその成長に合わせて促しています。
0歳児クラスの子たちはまず保育者に食べさせてもらうことで、口をたくさん動かして咀嚼や嚥下の練習をしています。
少しずつ自分で食べることに意欲が出てきて食材を握ってみたり、口元に運んだりしています。手掴み食べをすることで口までの距離感を覚えていきます。
1歳児クラスの子たちは手掴みもしながら食具にも興味が出てくるので、スプーンやフォークを上から握って(上手持ち)持つように促しています。
この時期の子どもたちはまだ指先の発達が未熟なので、肘から手首までの動きで口元に運ぶことができる持ち方になります。
2歳児クラスの子たちはスプーンやフォークを下から握って(下手持ち)食べるように促しています。
手首の返しが上手になってきているので掬うことや食べる際に手首を上手く使って食べられるようになります。
子どもによっては三点持ちをしている子もいます。上手に三点持ちができるようになると箸への移行もスムーズになりますよ。
同時に、空いている手を器に添えることも伝えています。
嫌がる時には無理に進めず、子どもたちの気持ちを尊重するように気を付けています。
保育園では少しずつマナーなども意識していけるように、1年先や小学校なども見据えながら温かく見守りつつも、援助を行っています。
これからも楽しく美味しい給食を食べながら食育活動を行っていきたいと思います。
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