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だいじだいじどーこだ?

アソシエ下目黒保育園

目黒

取組み

施設形態:保育園

エリア:目黒区

2023.06.28

心も体も大きく成長しているきりん・らいおん組の子どもたち。
最近では着替えの際や身体測定などの衣服の着脱を行う場面では、パーテーションを用意して
男女別で着替えるように進めています。

少しずつ、身体の違いや体の中で大切な部分について知っている子どもたちに『だいじだいじどーこだ?』の絵本を読んでみました。

体にはいろいろな大事がある、その中でも特に大切なものについて話をしていくと…
股間部分のワードに「ぷぷっ」と吹き出す子もいれば、「今は大事な話なんだよ。」と真剣な眼差しで耳を傾けてくれる子の姿も…。

『特別大事なところは家族でも先生でも見せたり触らせたりしない』
それが体のお約束。

話を進めていくうちに子どもたちもどんどんと絵本の内容に見入っていました。

続いて、こんなことを聞いてみることに。

おとこのこどうし、おんなのこどうしならはだかをみせてもいい?

この問いかけに、
「それはだめだよ!恥ずかしいもん」

「あたしはお着替えの時、上を脱いだら上を着替えて、下を脱いだら下を着替えてるよ」

などなど、たくさんの意見が飛び出しました。
裸のままでいることは、人に見られてしまう事もあるから着替えの時はなるべく早く服を着られるようにと伝えると、納得している様子でした。

そのほかにも、

「ぼーっとしてたらだいじなところさわっちゃった…」

「トイレをしているおともだちをみようとするのは?」

子どもたちの日常の中でもときおり見られている場面をケースとして投げかけてみました。

一人ひとり真剣に考え、「自分の事をまもる」「大切にする」ということを学んでいるようでした。事例をあげて話をすることで、子どもたちなりに『性』や『身体』について考える機会になりました。


【だいじだいじどーこだ】
作:遠見 才希子  出版社: 大泉書店

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