幼児クラスを対象に、お巡りさんによる「交通安全指導」を実施しました。
イラストを見ながら危険な箇所はどこかを考えたり、動画を見たりしながら
交通ルールをみんなで再確認しました。

その後は、保育室内に信号機や横断歩道を設置しての歩行練習を行いました。

「手をまっすぐ上にあげて、右を見て、左を見て、もう一回右を見て…」
ドキドキしながら、お巡りさんの声に合わせて左右確認をして、歩くこどもたち。
実際の信号は、ゆっくり確認しているうちに点滅してしまうので、
これから散歩や登園・降園の機会にたくさん練習していこうね。

本園では、いろいろなクラスの子どもたち同士で手を繋いで、散歩に行く経験
を通して、「交通安全のルールを守る」ことや、「年下の子たちに優しく関わる
気持ちを育む」ことを大切にしています。
異年齢との関わりを通し、年上のクラスの子どもたちが車道側を歩くよう、
こどもたちが自然と意識できるようになりました。
乳児クラスのこどもたちは、お兄さん・お姉さんと手を繋ぐことで、
少し長い距離でも頑張って歩くことができるようになりました。

さて、道路を歩いている際に、『白線の内側を歩く』ということは勿論ですが、
『家の塀やブロック・ステップなどの上を歩かない』ということも指導しています。
ですが、狭い道になると難しい！どうしても、壁側を歩いている子がブロックや
ステップの上に乗ってしまうことも…。
そんな中、5歳児のお兄さんが、小さい子の方を優しく見守りながら歩く姿を
見ました。

「○○くん、小さいお友達がステップの上に乗らないよう、
気を付けてあげているんだね」と声をかけると、
「うん。僕がちょっと先に歩いて、こうやって斜めになると
いいんだよ。だから、こうしてるの」と。
小さい子への紳士的な優しい関わりに加えて、彼が自分で考えてそうしてあげて
いるということにも感動しました。

写真を見せながら「○○くんの紳士的な姿に感動したのよ」と、
担任に伝えると、「そうなんですよ!（クラスの子たち）みんな優しいですよね！」
と嬉しそう。これからも、クラスのこどもたちの素敵な場面をたくさん見つけて、
保育者同士で共有し、成長を見守っていきたいです♪

年長組のかっこいい、頼もしい姿を、またブログにて紹介していきたいと思います。