こんにちは！港区青南保育室　栄養士です。

４歳児クラスで味噌づくりの食育を行いました。

今年度、バケツでお米を育てていた４歳児クラス。

実際にはお米がうまく実らなかったようです。来年度、また育てたいとお話を聞いたので、それに合わせて手作りの味噌でお味噌汁も一緒に食べられたらいいなと思い、味噌づくりを計画しました！

味噌づくりは仕込んでから約半年から１年は寝かせて熟成をさせなければいけません。

こんなに長期間の食育はやったことがありませんが、うまくできるといいなと思っております。

まず、味噌の材料である「大豆」についてクイズを出しながら紹介しました。

大豆は何の野菜が成長してできるものか？大豆を茹でて発酵させるとどんな食材になるのか？

子どもたちは一生懸命考え、ヒントを聞きながら全問正解しました。

大豆について少し学んだあとは、味噌づくりの説明をしていよいよスタートです。

2日前から浸漬させ当日３時間ほど茹でて柔らかくした大豆をあらかじめ調理室でつぶしておきましたが、子どもたちにも少し袋に入れて指でつぶしてもらいました。つぶした大豆に「塩切麹」「塩水」を加え柔らかくなるまで混ぜます。子どもたちが混ぜている最中にどんな香りがするかな？どんな手触り？と質問をしてみると「だいずくさいきがする」「なんかザラザラしている」と教えてくれました。

しっかり混ぜられたら、味噌をボール状に丸め味噌玉を作成し、袋に詰めていきます。

袋の空気を抜きしっかり密閉されたら仕込みは終わりです。

最後に、子どもたちに５歳児クラスになったらこの味噌が食べられると説明し、一か月ごとに味噌の変化を観察してほしいことを伝えました。今の色や匂い触ってみた感じなど憶えておいて、どんな違いが出てくるのか楽しみですね！

うまく発酵が進み来年の秋ごろに美味しく食べられるといいなと願っています。