こんにちは！アソシエ大橋保育園です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。

先日、東京大学サイエンスコミュニケーションサークル「CAST」（キャスト）の皆様を招いて、実験教室を開催しました。

今回のテーマは「みえる！ひかりのふしぎ」ということで、サングラス等の偏光レンズに応用されている「偏光パネル」を使って、光の不思議に迫りました。

〇ひかりのふしぎ

三原色の光を混ぜて、様々な色の変化を見せてくれました。子ども達も２つの色が混ざることで色の変化があることを知り興味津々。

ここで、先生から問題！

Q．「あか」「みどり」「あお」の３つのひかりを混ぜると何色になるでしょうか？

子どもたちからは、「くろかなあ？」「ぜったいちゃいろだよ！！」など色々な予想が飛び交っていましたが、果たして正解は…！？

A．なんと…「しろ」でした！

一見無色に見える「白」ですが、色々な光が混ざって出来ているのですね。不思議～！

〇偏光パネルのふしぎ

何やらお兄さんたち、怪しげな箱を持っています。なにが始まるのかな？

Q．さて問題です！このボールを箱に落としたらどうなるでしょうか？

真ん中に仕切りがあるように見えるし…「真ん中で止まっちゃうんじゃない？」「ボールは強いから突き抜ける！」と予想は様々。

「落としてみるよ！せーのっ！」

A．答えは、真ん中を通る！でした。実は箱の中身は何も仕切りはありません。

偏光板の光の屈折で中に板があるようにみえましたが、なにもありませんでした。光の角度でないものがあるように見える…なんて不思議なんでしょう！子ども達も驚いていました。

〇つくってみよう！

続いては、先ほど教えて頂いた「ひかりのふしぎ」を作って体験しよう！ということで、製作の時間です。

2枚の偏光版を重ね、紙コップにセロテープを貼ります。同じものをもう１個作り、重ねて覗いてみると…オリジナルの「偏光パネルde万華鏡」の完成です。偏光板とセロテープを重ねて光を通すと、色が変わってとても綺麗なんです。２つの紙コップを重ねてくるくる回すことで万華鏡のように光るんですよ。

「見てみて！キラキラしてる！」「もっとテープを貼ったらいいんじゃない！？」など自分たちで考え工夫していました。

CASTさんを紹介いただいた、弊社の内山社長も興味津々。子ども達も「僕の万華鏡見てみて！」と大盛り上がりでした。

「明るい所に向けたら綺麗に見えるよ！！」と発見し、みんなで万華鏡で外を見てみました。どんなひかりが見えたかな？？

今回のイベントを通して、子どもたちの更なる興味関心を引き出せたように感じます。
講座が終わってからも、セロテープを足したり工夫したりして、万華鏡をバージョンアップしていました。目をキラキラと輝かせながらとっても楽しんでいた子ども達でした。

とても貴重な体験をすることができました。東京大学CASTの皆様、本当にありがとうございました！