⁂ 米について・ふりかけづくり【4・5歳児クラス】

アソシエ東大井公園保育園

大井町

食育取組み

施設形態：保育園

エリア：品川区

2024.11.27

こんにちは！　アソシエ東大井公園保育園　栄養士です♪

季節が夏から秋へと変わり、おいしいお米が実る新米の時期になりました！

4・5歳児クラスで行った、お米について・ふりかけづくりの紹介です。

4歳児クラス

まずはお米が育つまでについての話をしました。

5歳児クラスが保育園でお米のバケツ栽培しているので、春からみんなも一緒に成長を観察してきました。5歳児クラスのお米の成長の写真を紹介すると、「らいおんさんがバケツで育ててるのがお米でしょ～！」、「お米の花ぼくも見たよ！」とお米の成長を覚えていたようでした。

精米の過程は栄養士が作ったぬいぐるみで紹介しました！

ぬいぐるみを用いて説明したことで、お米は殻を取らないとみんなの知っている白米にはならないということが子どもたちにも伝わったようでした。

お米が育つまでにはたくさんの時間がかかっているということがわかったところで、この日はおやつの「ふりかけごはん」のお米をみんなで研いでクラスで炊飯しました！

お米を研いで、こぼさないようにそーっと水を捨てます。お家でもお手伝いしたことがあるようで、みんな上手に米研ぎができていましたよ＾＾

お米が研げたら、水を入れて炊飯器のスイッチオン♪「おいしいお米が炊けますように～★」とお願いしている子もいましたよ！

　みんながお昼寝から起きる時間になるとお米が炊けました！みんなで炊飯器を開けて炊きたてのお米の匂いを嗅いでみると・・・

「いい匂いがする～♡」、「お米のおいしい匂いがするよ！」とお米の匂いに大興奮のみんなです。おいしいごはんが炊けたので、今度はふりかけ作りに挑戦です！

海苔、ごま、かつおぶし、あおのり、塩昆布をまずはスプーンで1杯ずつ入れてから、好きな具材を2杯入れて自分だけのふりかけを作りました！好きな具材を選ぶ時には、真剣な表情でどれにしようか考えていました★

お米はたくさん時間をかけて作っていることを知ったみんなに、「お米作ってくれてありがとうの気持ちで食べようね！」という話をしました。自分たちでたくさんお手伝いしたふりかけごはんはいつもより美味しかったようで、もりもり食べていました。「お米が甘くておいしい！」、「ふりかけがおいしすぎる～♡」と幸せそうな表情で、米粒1粒残らずぴっかぴかに食べきっていましたよ＾＾

5歳児クラス

5歳児クラスは自分たちで育てたお米を収穫し、おやつの時間にふりかけごはんにして食べました！

10月になると育てていた米は黄金色になりました★

子どもたちと一緒にはさみで切って稲を収穫し、教室で乾燥させました。

いよいよ待ちに待った「育ててきたお米を食べる日！！」

まずは今まで米が育ってきた過程を、田んぼで育つ米の様子と比較しながら振り返りました。

「お米の花はにおいがしなかったんだよ！」「お米を植える時どろどろになった～。」と少し懐かしそうに栽培してきたことを振り返っていました。

この日までにクラスで稲のお米を1粒ずつ取り、籾の状態にしてくれていたので、この日はもみすりを行いました！

すり鉢に収穫した籾を入れて、ゴルフボールでゴリゴリこすっていきます。ある程度この作業を行い、ふ～っと息を吹きかけると軽い籾殻は飛ばされお米が見えてきました！！

ものすごい集中力でもみすりを行い、すべてが玄米の状態になりました。

米の状態になったものを計量してみると・・・

子ども1人分にも満たない26ｇしか収穫できませんでした。バケツ3つで頑張って育ててきたお米ですが、みんなの分を賄う量を栽培するにはもっともっとたくさんの時間と労力が必要であるということが子どもたちにも伝わったようでした。

おやつのごはんは、子どもたちがもみすりをした玄米を白米に混ぜて炊飯しました！

炊飯器を開けると教室中にいい匂いが！育てたお米がごはんになって「すご～い！！」と大興奮★

ごはんが炊けたので、ふりかけづくりを行いました！海苔、ごま、かつおぶし、あおのり、塩昆布をまずはスプーンで1杯ずつ入れてから、好きな具材を足して自分だけのふりかけを作りました。

自分だけのふりかけが完成したので、炊きたてのごはんにかけて「いただきま～す♡」

「今まで食べたお米で1番おいしい！」「おかわり食べられるくらいすぐに食べちゃったよ～。」と言いながらあっという間に完食していましたよ＾＾お米はたくさんの時間をかけて作られていることを理解できた子どもたちなので、ありがとうの気持ちで米粒1粒残らず食べるように頑張ってみよう！と声がけをしたところピッカピカのお皿が返ってきました。