アソシエ東大井公園保育園
大井町
食育取組み
2022.06.13
⁂9月の食育 魚に触れる・魚をさばくところを見る
アソシエ東大井公園保育園
大井町
食育取組み
施設形態:保育園
エリア:品川区
2025.10.07
こんにちは! アソシエ東大井公園保育園 栄養士です★
9月に園全体で本物の鯖を用意し、ラップの上から触れたり観察したりした食育の紹介です。
0歳児クラス
大きな魚を初めて直接見るお子さんが多かったかな?と思いますが、子どもたちはみんな興味津々!
怖がることなく、自分から積極的に触ることができました。魚をよしよししたり、ツンツン触ってみたり感触を楽しんでいたようでした。
食育終了時にはもっと触りたいというお子さんもいて、楽しめたようでよかったです!
1歳児クラス
魚の名前を紹介して「名前言えるかな~?」と栄養士が聞くと、「さば!」と上手に言うことができました。
魚の名前を知ったところで、鯖に触れてみます。
怖がることなくみんな一目散に魚に触れにきてくれました。目や口が気になるようで、まずそこからツンツンしているお子さんも多かったです。
保育士や栄養士がここは何色?と聞くと、黒や白、切り開いたものは赤など色の名前もよくわかっていました。最近お話してくれる言葉も増えて、色の名前まで教えてくれる成長した姿を見せてくれました。
たくさん魚に触れて満足そうな子どもたちでした^^
2歳児クラス
2歳児クラスでは、まずは魚の名前紹介!「今日触ってもらう魚の名前は、鯖です!」と栄養士が紹介すると、「さば!」と繰り返して名前を覚えようとする姿がありました。
魚を見せると「わ~大きいね。」、「今から何するの?」と興味深々。
実際に魚に触れてみます。
毎年恒例で魚に触れる食育を行っているので、うさぎ組の子どもたちは魚に触れるのは3年目になります。
魚の部位による色の違いや、なぜ開いた魚の体の中は赤いのか?子どもたちから質問があり、去年より子どもたちから疑問がたくさん出てきて成長したな~と感心しました。
「開いた魚が赤いのは魚の血で、栄養士がお魚の体の中をみんなに見てもらうために包丁で切ったから血がでてきちゃったんだよ。みんなも痛い時に血がでるよね。」と栄養士が説明し、「お魚も痛かったんだね。」と魚の気持ちを考えて優しくなでなでしてあげる姿もありましたよ。
命をいただくということまではまだ理解できないかもしれませんが、お魚が痛いことをしてから自分たちは料理として食べているということは理解できたようでした。
3歳児クラス
3歳児クラスでは栄養士が、手作りの魚の体の中の模型のぬいぐるみを用いて魚の体の中を説明しました。
魚の体の中も興味深々で、魚も餌を食べてうんちもするよと臓器をたどって話すと、「え~!!」とびっくりしていました。「どうして魚は動いてないの?」と疑問を持つお子さんもいました。「魚は海の中でしか生きられないから、海から出てきたから死んじゃったんだよ。」と栄養士が説明すると「お魚さん可哀想。」と魚の気持ちに寄り添ってあげる姿もありました。
魚が死んでしまったという話を聞き、触れる時には優しくなでてあげていましたよ。
命ということがだんだん理解できるようになり、料理として食べるには命をいただいているということが子どもたちにも伝わったようでした。
4・5歳児クラス
4・5歳児クラスのみんなには、魚をさばくところを実際に見学してもらいました。
まずはじめに、魚についての話をしました。
廊下にも魚についての掲示をしていたので、みんなお魚の名前や体の中についてしっかり答えることができていました。
話が終わった後は、早速さばいていきます!!
魚のお腹を切り、血が出てくるのを見ると、「お魚さん痛そう…」「お魚さん可哀想…」「死んでいるのに血が出るんだね…」と、眉間にしわを寄せながら悲しい表情で見ているお子さんもいました。
お腹を切り終えた後は、内臓をみんなに見てもらいました。
消化の食育で内蔵の話をしていたので、人間との違いを探してもらいました。
「人間にはエラがないけど、お魚さんにはエラがある!」という声が聞こえてきたので、「お魚さんはエラをつかって呼吸をしているよ」と教えると、「じゃあお魚さんには鼻がないの?」「さっき切ったときに血がでていたけど、血管はあるの?」などなど・・・良いところに目をつけてくれる子がたくさんいました。「お魚さんには、鼻が4つあるよ!」「人間と同じで、お魚さんにも血管があるよ~」というお話をすると、驚いている様子でした^^
最後に、みんながご飯を食べる前にしている挨拶「いただきます」の意味にもつながる「いのち」についてのお話をしました。魚も生きていて、人が食べるために魚さんのいのちをいただいていること。これはお魚だけじゃなくお肉も一緒だよという難しい話も真剣に聞いてくれました。「いのちをむだにしちゃいけないね」、「残さないように食べないとだね」という声も聞こえてきました。
実際に見て感じて、「いのちをいただく」ということについても理解してもらえた貴重な時間になったと思います。今後も、実際に「見る・触れる・感じる」ことができる食育を行っていけたらと思います。
東大井公園保育園の場所→https://goo.gl/maps/aDajXvtE9mM3EcnY6
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