アソシエ柿の木坂保育園
都立大学
取組み工作
2024.09.26
年に一度の引き取り訓練
アソシエ柿の木坂保育園
都立大学
施設形態:保育園
エリア:目黒区
2025.09.04
引き渡し訓練とは、保育園などで行う避難訓練の一種で、大地震などの災害が発生した事を想定して行ないます。保護者の方にお迎えに来てもらい、こどもを引き渡す訓練で、確実にこどもを保護者に引き渡すことができるように練習したり、災害に対しての意識を高める貴重な機会です。通常保育園で行っている避難訓練と違う点は、保護者が参加する事です。
アソシエ柿の木坂保育園では、園児対象に通常の避難訓練を実施し、避難場所が確定した後、 保護者に3つの方法(配信・HP情報・伝言ダイヤル)で通知を出します。
園児の皆さんは年12回以上の避難訓練を行なう為、どのように行動すればよいか身についていますが、保護者の皆様にとっては年に一度となりますので、玄関ホールにて一人ひとり、3つの配信内容の確認を丁寧に行いました。伝言ダイヤルには合言葉を録音し、お迎えの際に伝えてもらいました。今年度の合言葉は「防災の日」でした。
玄関ホールには、災害時に提供する避難食の展示と各クラス毎に用意している避難リュックの内容物の展示・避難経路の展示を行ない、当日の給食・おやつは避難食を実食しました。園児の皆さんはいつもと違う食事に様々な感想を持ちながら、いつもより少し早くお迎えに来て下さる予定の保護者の皆様のお迎えを電気の消えた保育室で静かに待っていました。職員は避難時にとるべき行動について、担任間で話し合いながら特別な避難訓練を無事、終えることが出来ました。
終了後に行なった保護者アンケートには「施設としての防災に対する意識の高さを感じました」「避難食を食べたり、電気を消して待機したりと、子ども達にとって記憶に残る訓練の実施、ありがとうございました」「避難食の展示や避難リュックの展示など、防災に関する意識が高くなりました、家庭でも準備したいと思います」‥など、多数の感想が寄せられました。
子ども達は体験する事で気付き、学んでいきます。玄関ホールに展示している防災グッズをパパやママに説明する姿は、小さな先生のようでした。
災害はいつ、発生するかわかりません。年に一度の保護者参加型の避難訓練の実施により、防災への心構えを高めて頂くことを目的に今後も丁寧な引き取り避難訓練を実施したいと考えています。
避難経路の外階段に園児さん用の手すりを付けました。アソシエ柿の木坂保育園では保育園内の安全を守る為、安全管理委員会を毎月開催し、様々な対策を行なっています。この夏は、ミストシャワーが大活躍し、水遊び・プール遊びの環境が劇的に改善されました。又、園庭にもミストシャワーを付けたことで夏野菜が元気に育っています!
アソシエ柿の木坂保育園では、地域子育て支援の一環として子育てサロン・ベビーサロン・小中学生職場体験(夏休み等)などのイベントを行なっております。又、入園を希望する方を対象に園見学を行なっています。園見学等の予定はアソシエHPから確認出来ます。チョイスリザーブにて申し込みも可能となっておりますので下記のQRコードよりお申し込み下さい。
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